天気も良いので、一本杉公園の池周囲を散策しました。
至って浅い池ですが、鯉やらカメが住み着いていますし、カルガモも定住していて、何か和やかな感じがします。
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NPO団体が清掃活動していて、散策路や林の中は、さっぱりとして何とも気持ちの良い散策路となっていました。
公園の隣は、お嬢様学校で知られる「恵泉女学園大学」、キャンパス周囲には鉄網柵が設けられて、アケビの木が絡ませてありますので、もうそろそろ実をつけている時期だと思い行ってみました。
アケビは蔓状で成長速度が速く、鉄柵を覆い尽くしてしまい、中を見えなくしてしまいますので、無残な剪定が行われて、見る影もありません。
それでも、入口付近で漸く、蔓の中に、アケビの実を見つけました。
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未だ、薄紫色に熟してはいませんが、秋到来を感じさせてくれます。私の挙動を不審に思ったのか、入口詰所から守衛がチェックに来ましたので、「アケビを写真撮影しています」と答えましたので、安心した様です。
九州出身の方らしく、九州ではムベと呼んでいるとのことでしたが、ネット検索しますと少し違う解説がしてありました。
ムベは、アケビ科ムベ属の常緑つる性木本植物。別名、トキワアケビ(常葉通草)。方言名はグベ(長崎県諫早地方)、フユビ(島根県隠岐郡)、ウンベ(鹿児島県)など。
日本の本州関東以西、台湾、中国に生える。柄のある3~7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉の葉身は厚い革質で、深緑で艶があり、裏側はやや色が薄い。裏面には、特徴的な網状の葉脈を見ることが出来る。
花期は5月。花には雌雄があり、芳香を発し、花冠は薄い黄色で細長く、剥いたバナナの皮のようでアケビの花とは趣が異なる。