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新型コロナウィルスの蔓延が世界中に拡がり、所謂Pandemic状態となって、生産も消費も停滞して、製造業もサービス業も企業活動を停止せざるを得なくなり、企業活動の指標となる株価も低落、好調を誇った米国NY株価も2万9000ドルから2万ドルに低落、日本日経株価も2万3000円から1万7000円に低落してしまいました。
この経済危機は2008年のリーマンショックに匹敵するとされていますが、それ以上になるのではと懸念されています。 しかし、リーマン危機では、低所得者向けの貸し付け資産が回収不可の不良資産となった単なる金融危機でしたが、今回は生命が脅かされてしまって実体経済も棄損していますので、それ以上の危機に思われます。この状態で、金融緩和を施しても生命危機を払拭することは叶わないのですから・・ 株への投資心理を表すVIX指数と呼ばれる恐怖指数があるそうで、通常は10~20で推移するそうですが、今回は昨日12年ぶりに80を超えて投資不安を惹起した様です。 結局難局打開には、コロナウィルスの感染力が低下して、且つコロナウィルス対策用のワクチンが開発され、重篤者の生命を助けられる状態になるまでは、経済危機は続くのではないかと考えざるを得ません。 VIX(Volatility Index)は恐怖指数と訳されて、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出、公表している指数。数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされる。 ちなみに「ボラティリティ」とは、株価の値動きの度合いのことで、株価が激しい値動きをするとボラティリティの数値は高くなります。 【過去最高値は世界金融危機の89.53】 ・43.74:2001年9月:米同時多発テロ後の混乱 ・43.26:2008年9月:リーマン破綻 ・89.53:2008年10月:リーマン発金融危機 ・40.78:2011年8月:米国債格付けが引き下げ ・23.97:2012年5月:ギリシャからユーロ不安 ・26.25:2014年10月:欧州の景気後退リスク ・40.74:2015年9月:中国減速、為替原油不安 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.18 09:30:04
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