今年も4月20日から2週間だけ開苑となりました。
数年前の1000株超えるエビネを盗掘された影響で、花数を減らしている様ですが、今年も可憐な花を観ることが出来ました。
ラン科のエビネが咲く4月下旬~5月上旬頃の大変短い期間に限定で開園、多くの愛好家や観光客が訪れます。約4,5000m2の苑内には、エビネをはじめ、オオバギボウシ、クマガイソウ、クリンソウなどの山野草が植生しています。
自然に囲まれていて森林浴をするには大変良い場所です。ジエビネやタカネエビネ、キエビネ等3万株群生し、高松宮両殿下御愛好のキエビネも一般公開していています。
昨日は、快晴の夏日でしたが、密集したスギ・ヒノキ林は、木漏れ日で比較的に明るく、涼しい環境でした。
全体的に黄エビネが多いのですが、杉の根元にも複数見えます。
林床には、エビネの育成処が作られ、種々のエビネが咲き出していました。
此処は、地生ランのクマガイソウも育成されています。
クガイソウに対比されるアツモリソウは此処にはありませんが・・