今年は88枚出状しましたが、帰って来ましたのは60枚弱となりました。
その中には、「老兵漸く消えることにしました」、「勝手ながら本年をもちまして筆を置かせて頂きます」と、来年からは出状しませんとの宣言されたものがありました。
多分、昨年もそうした年賀状が来ていたのでしょうが、それらを確認せずに年賀状を出した所為の結果と思われます。
昔は交流があって、その後交流が廃れてしまった方々が、元気に暮らしておられるのか否か、現況が記載されていますと、ほっと胸を撫で下ろすことが出来るのは楽しいことでしたが、今のネット時代では、面倒な習慣と思われる様になって来ている様なのです。
知人のお一人は、大晦日にWordで作成した年賀状を添付して、e-mailで「おめでとう御座います!」と送って来ましたので、一寸奇妙に感じたのです。
又、年賀返礼は郵便葉書ではなく、メールを送ってくれた方々もおられました。
年々、齢上の方々、同年代の知己、少し若い世代の方々が鬼籍に入られることが多くなりまして、そんな場合でもお悔やみの礼を失しくたく無いと思うのですが、ネット交信などをしていない場合が多いのです。
私と言う存在意義が無視されている様で、寂しい限りです!
面倒な書物でなく物事の真相を知るのではなく、ネットで簡単に知ることで事足れると言う上滑りな生き方は止めて頂きたいと思うのです。
出版不況も深刻な様で、困った世の中となりました!
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