絹の道は明治時代に横浜港まで輸出用の生糸が運ばれたルートの一つで、御殿橋から「絹の道」道碑までの1.5㎞が八王子市の史跡に指定され、文化庁選定「歴史の道百選」の一つとなっている様です。
その道の前半部付近に絹の道資料館が、生糸で財を成した八木氏屋敷跡に休憩所を兼ねて開設されています。
舗装はされていませんが、運搬用の大八車が土にめり込まない様に、硬い石で整備されています。
終点にあたる「絹の道」道碑の階段を上りますと、嘗て道了堂礎石が残されているだけで薄暗い陰気な場所で複数の殺人事件があって心霊スポットとなっていましたが、今は複数の石碑等を設置して大塚山公園として整備されていますので、最早心霊スポットでは無く憩いの場所に変貌している様です。
道碑脇に座っているのは家内で、2001年秋のことでした。
現在は、大塚山公園の説明版も設置されていました。