1994年に公開された米国映画「ショーシャンクの空に」（The Shawshank Redemption）で、終盤にBuxtonが重要なメッセージを受け渡す場所として登場します。「ショーシャンクの空に」はスティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)の映画化であり、東海岸最北に位置するメイン州での物語です。
Buxtonは州都のPortlandとは違って、緑豊かな地域なのです。
私は米国に4年住んでいましたが、ConnecticutやMassachusettsが最北で東海岸メイン州を訪れたことはありません。
主人公の銀行員アンディ・デュフレーンをティム・ロビンス、囚人仲間の調達屋エリス・レディング（レッド）をモーガン・フリーマン、悪徳な刑務所長サミュエル・ノートンをボブ・ガントンが演じ、他にウィリアム・サドラー、クランシー・ブラウン、ギル・ベローズ、ジェームズ・ホイットモアらが脇役として出演している。
公開当時は、ストーリーやロビンスとフリーマンの演技を中心に批評家たちから高い評価を受けたものの、興行収入は1,600万ドルに留まるなど興行的には失敗した。当時は『パルプ・フィクション』や『フォレスト・ガンプ』といった強力な競合作が存在したこと、女性の登場人物が少ない、タイトルが観客に分かりにくいなど多くの理由が、不振の原因として挙げられた。しかし、その後アカデミー賞で7部門にノミネートされ、劇場再公開や海外収益で最終的な興行収入は5,830万ドルに達した。
