北風は未だ治まりませんが、谷戸であれば風の影響は少ないと思い、小山内裏公園の太田切池に行ってみました。
立枯れの樹木が倒れずに多数残っているのが、この池の特徴となっています。
周囲を散策していますと、未だ桜の季節では無いのですが、少しピンク色が目立つ桜が数本見頃を迎えていました。説明板が設置されていて、「タマノホシザクラ」と言う種類なのだそうです。
タマノホシザクラは町田市の小山内裏公園とこの片所谷戸、隣接する八王子市南大沢の多摩地域にしか自生していない希少種で、2004年に新種で発見された。
約一万年前にエドヒガンザクラとマメザクラが交雑して生まれたもので、ソメイヨシノと同様に種子ができず、根から子株が成長するクローン繁殖の為、地域的に限定される。