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カテゴリ:社会問題
日本の図書館は原則24時間オープンにすべきではないか

出張に出かけた際や休日の仕事において、一番困ることの一つが、外で長時間自習できる場所が殆ど無いということだ。(休日の場合は、無論自宅での作業が可能だが、それでも時々息が詰まったりするので、気分転換を兼ねて外で仕事をしたいと思うことも少なくない。)

仕方がないので、喫茶店などでノマドワーカーの如く出かけてみることになるのだが、喫茶店でのノマドワーカーは社会的にそれほど肯定的に受けられてはいない上に、コーヒー一杯で何時間も居座っているのは店にとっても迷惑だと感じる(追加注文をしても何となく気まずい気がするし)。だいたい東京だと喫茶店自体がいつも混雑しているので、長居できる雰囲気ではないことも多い。


俺も一般の客として喫茶店に行く場合、何時間もそこで仕事をしている感じの客にはあまりいい印象を抱かないのも事実だ。
結果として、喫茶店を転々としてしまうなどということも珍しくない。

言うまでもなく、本来なら、こういう学習の場を提供するのが公立の図書館や資料館のはずだ。だが、日本の図書館や資料館というのは極めて使いづらい。
だいたい長時間の自習を目的とする者を排除していることが少なくない(そう言えば昔、ある区内図書館で自習していたら「ここは自習目的はお断りしています」と注意されたことがあったな)。
開架図書等の閲覧だけが至上目的のようにされ、時にはカバンや筆記用具の持ち込みも制限され、静粛な環境の保持が強く要求される場所。
国公立の大学の図書館などは、他大学等からの紹介状が無ければ部外者はそもそも入ることさえできない(おそらく京大の図書館が唯一の例外だ)。
短時間の閲覧はおろか、長時間の自習などもってのほかという具合なのだ。

しかし、それは本来おかしくないだろうか?
公立図書館というのは、図書の閲覧をさせるだけが目的ではなく、国民の学習活動を支援することが本来の目的のはずではないのか。
図書館法第三条八項には、「社会教育における学習の機会を利用して行つた学習の成果を活用して行う教育活動その他の活動の機会を提供し、及びその提供を奨励すること。」とある。

また、日本図書館協会の「公立図書館の任務と目標」の第1章3項には、「図書館の利用」として、
「住民は,図書館の利用を通じて学習し,情報を入手し,文化的な生活を営むことができる。」
とある。


その住民が予備校生であれノマドワーカーであれ、図書館を利用して学習することは、本来の図書館の精神に合致するばかりでなく、むしろそれを促進・支援すべきでさえあるはずなのだ。
そのような精神に基づくならば、図書館業務というのは、本来コンビニエンスストアと同じように24時間オープンにして、学習者を支援すべき体制を整えるのが筋だと感じる。
24時間オープンとすると、治安だの盗難だのの懸念が表明されるだろうが、コンビニで出来ていることを図書館業務に応用すれば済むだろう。
また、必要に応じて、利用者からは少しの料金を徴収するシステムを導入すればよいだろう。

先月アメリカのミシガン州立大学の図書館に行って一番驚いたことは、
図書館の中で飲食可能であり、更に、討論もできるような環境になっていることだ。
もちろんネットの使用も自由だし。
私語が厳禁なフロアーは別スペースとなっており、学習に集中したい場合には、そちらのスペースを利用すればよいシステムになっている。
つまり、まさに一日中図書館にいても過ごせるような環境になっているのだ。

本来、国民の学習を支援し、知的水準向上に貢献すべき公立の図書館というのはこうあるべきなのではないだろうか。
大学の図書館も、原則一般国民に公開し、自習室としてであれ会議利用としてであれ、どんどん国民に利用してもらってこそ公的機関だと思う。


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Last updated  2015.05.06 17:56:42
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