引越し業者のトラックが来ているのを見ました。
集合住宅の2階に住んでいるわたしはいつも7月に入る頃にベランダにすだれを掛ける。南向きで冬はさんさんとお日様のぬくもりのおかげで日中は寒い日でも暖房がいらないほどの立地条件。それは夏、とてつもなく暑い部屋という事実の裏返しでもある。脚立に乗ってすだれを金具に引っ掛け、ベランダの手すりまで斜めにのばして手すりに紐でくくりつけていたら大きな引越し業者のトラックが入ってきた。下の住人が引っ越すらしい。そういえば2,3日前からこまごまとした荷物をダンボールに詰めて自家用車に積み込んでいるのを目撃した。普通に生活していてもこの時期は暑くて大変。業者の方も夏の引越しはいつもより体力を使うことだろう。それにしても梅雨も明けきっていない今日、雨でなくて本当によかった、とひとごとながらほっとする。実家に居た頃、父が新築を計画し、市内の集合住宅に仮住まいしたことがある。このとき引越しはゴールデンウィークより少し前だったと記憶している。しかし作業はそれはもう大変だった。自分が引越しするときはちょっと寒いくらいの時期がいい、とヘンに決意したことを思い出す。新築した家が完成して戻ったのは12月。適度に寒く、暑さのためにつらいことは一切なかった。やっぱり暑いときの引越しはダメね。暑さに体力奪われるから、冬は理想的かな~などと納得した次第。が、平屋に住み慣れていたわたしは2階と階下との往復に疲れて2日寝込んでしまった。引越し作業には兄弟姉妹、その連れ合い、その子供までみ~~~んな巻き込んでとってもラクだったはずなのに。その頃は今と違って、ちょっとひ弱だったのかも。などと言うと身内から石が飛んできそうだ・・・・