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カテゴリ:言動から人のタイプ判断する
しゃべるのが早い人は、それだけで頭の回転が早い、賢い人だと思われがちです。けれども、確かに舌の回転が早いというのは認めますが、それが頭の回転と関係があるかと問われれば、ちょっと疑問です。
頭の回転が早い人でも、きちんとそれを整理してからじっくり話しはじめるタイプの人もいますし、話しながら自分の考えを組み立てていくタイプの人もいます。話すスピードには頭のよい悪いというより、その人の性格のほうがよく表れていると思います。 つい早口でまくしたててしまう人は、「私の話を聞いてもらいたい」という意識が強いのでしょう。それは自己主張が強いというよりも、「みんなから相手にしてもらいたい」「自分のほうを見てほしい」という親和欲求が強い性格の人です。 どちらかというと早口の人には女性が多いようですが、一般的に女性のほうが男性より親和欲求が強いといわれています。また、女性の声は高いので、同じくらいの早さなのに早口に聞こえるということもいえるでしょう。 また、思いついたことをすぐに口にしてしまうタイプの人も、しゃべるのが早くなりがちです。「あっ、これを話そう」と思ったときには、すでに言葉が出てしまっている。よくいえばひらめきを大事にする直観型の性格、悪くいえば少し子どもっぽい性格で、その唐突さが相手を白けさせることもあります。 ゆっくり、とつとつと話す人は、その正反対。行動するときも、その過程や結果をじっくり考えてから、着々と進めていくタイプの人です。人や物事に対する評価でも、ぱっと見た目の印象だけでは判断しない慎重派です。 プライベートで気軽なおしゃべりを楽しむなら少々早口の人のほうが会話にリズムができて楽しいでしょうが、商談や交渉事では、やはりじっくり派のほうが相手に信用され、スムーズにいくことが多いようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.06.17 18:46:46
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