信濃毎日新聞にコメント
11月30日付信濃毎日新聞朝刊2面に1行ほどですが、教育再生会議のいじめ問題緊急提言へのコメントが載りました。 「なぜいじめが起きるのかについての議論をもっと深めるべきではないか」 要するに、「いじめは昔からあった」と吹聴して終わるのでなく、これまでの“過度に競争的な教育環境”が子どもの人間関係にどのような影を落としているのかとしっかりと問い返す必要があると言うことである。単純発想の『ゼロトレランス(不寛容)』を振りかざすだけでは何の意味もない。 さらには、学校現場の現状については、文部行政のあり方に極めて大きな要因があり、その追求を避けて通り、全てを「教師、親、子ども」に押し付ける姿勢には、何の説得力も感じないと言うことである。