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「幸せ」のヒント

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2007.04.18
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カテゴリ:子育て
というわけで、続きです。

「押し付け商法」のデメリット

「推薦委員」の仕事の中で、一番嫌がられる部分、それは
「誰もが嫌がる仕事を、誰かに押し付けなくちゃならない、引き受けてもらわねばならない」という部分です。

しかし…この「押し付け商法」には、いくつかの明らかなデメリットがあります。

「嫌な仕事を押し付けられた」人が、よい仕事をしてくれるでしょうか?
わが身を振り返っても分かる通り、「嫌々する仕事」には、たいした成果は期待できません。

やはり、「喜んで」「進んで」「覚悟して」引き受けた仕事でなくては、「よい成果」はついてきません。
その人の能力次第ではありますが、【その1】の最後でも述べたとおり、「委員」さんはそもそも、「できる範囲のお仕事をすればいい」のです。
しかし、その人なりの「できる範囲」、最高の成果を上げていただくには、その人の「意思」が、不可欠なのです。

つまり、PTA会員として、本部役員さんに「よい仕事」を期待するならば、
「本人の意思」を無視することは、本来、ナンセンスなことなのです。

「押し付け商法」のデメリットは、もうひとつあります。

自分もいやだと思っている仕事を押し付けてくる人に、好意を抱くことができますか?

言うまでもないのですが、頼む本人も「いやだ、めんどくさいしやりたくない」と思っていることが明らかな仕事を、わざわざ自分に押し付けに来る人に、好意を抱く人はいません。
むしろ、極端な話、嫌悪や憎悪…を抱くと考えたほうが、ありそうな話です。

それまでの良好な人間関係に、ヒビが入ってしまう恐れすらあります。

だんだん、見えてきたでしょうか?
そうです、「推薦委員」のお仕事は、営業セールスの仕事に似ています。
しかし今時、「営業セールス」だからと言って「売り逃げ」してしまうのでは、その人ばかりでなく、商品や会社全体までも、信用を失ってしまう時代です。

では、どうやって「本人の意思」で、本部役員という重責を引き受けてもらうのでしょうか?

「役員」は、善意のボランティア。引き受けてくださる人に感謝し、その人を尊敬すること。

「泣き落とし」ではなく、「本人の意思で」引き受けるとしたら。

それには「あなたの能力を見込んで」という、まっとうな理由も必要です。
しかしそれだけでは、足りません。
「本部役員」という仕事は、他の委員に比べて、「能力があるから」だけではすまされない、あまりにも責任が重い仕事だからです。

「推薦委員」の仕事の、物品販売と違う点が、ここにはあります。

「本部役員」の仕事は、無報酬です。
空いた自分の時間と、もてる資源・能力を供出して行う、「子供たちのために」「PTA会員のために」「学校のために」行うボランティアです。

普通の労働賃金に換算したら、いくらになるのでしょうか…
仕事内容を細かく聞いていくと、もしかしたら、普通のパートより、ずっと高給を支払うべきだ、と思わざるを得ないほど、質量ともにすばらしいお仕事をなさっている、かもしれませんね。

「お金をもらったら、とてもこんな仕事はできない」とおっしゃった会長さんもいました。
「善意のボランティアだから、完璧にできなくても許される。完璧にやろうなんて絶対に無理だから、そんなこと考えちゃダメ。」という意味です。

あくまで善意でやっていただくのですから、本来「やらない」ことで非難を受ける筋合いのものではありません。

そんな大変な仕事を、善意で引き受けてくださる人に対して、感謝・尊敬の念がわくのは、当然の成り行きです。…えーと、わきませんか?
ここではとりあえず、「わく」ことにしておきますね。
そうでないと、話が進みませんから。

相手に伝えるべきこと、その方法

「人は見た目」云々、という本が流行りましたが、気持ちのよいコミュニケーションには、「見た目」も非常に大切です。

にこやかな笑顔、しかし礼儀正しい距離と態度を保ちます。
このような態度で、以下のようなメッセージを伝えます。

・「あなたにお願いしたい」という意志を持つ人が、いること。
 推薦委員その人の意志とは別です。あなた自身が相手を好ましく思い、お願いしたいと思っている場合は、そう伝えてもいいですが、そう思っていないのなら、自分の意見を伝えることは控えます。
 
・しかし同時に、相手の意志を尊重し、最終選択権が相手にあること。
 推薦委員に自分の運命を決め付けられたら、傷つきますよね。

・それら2つがお互いを縛りあうことなく、ニュートラルな関係であること。
 要するに、自分も相手も対等な関係であることを、確認しておきます。相手には断る権利があり、こちらにはお願いする権利があります。その2つの折り合いをどうつけるか、そこが問題なんですね。

言葉も同様に、あなたとその相手の間の関係にふさわしいような、相手を尊重していることが伝わるような言葉とイントネーションを選んで、自分らしく自然体で話します。
わざとらしい言葉遣いだと、「真心がこもってない。本心で言っていない」というメッセージが伝わってしまいます。

伝える言葉や表情、方法、タイミングは、伝える人、伝えられる相手、その場の状況によって変わりますから、各自工夫してください。
いちばん大切なのは、「あなたの気持ち」です。

「推薦用紙を集計したら、あなたの名前が挙がりましたので、ご意向を伺いに参りました」
「もちろん、受けていただくかどうかは、実際に仕事をすることになる○○さんが決めることです」
「どうしても、ということであれば、断ってくださっても、もちろん、いいんですよ」
「なにかご事情がありましたら、できたら今お伺いして、委員会に持ち帰って報告しておきます」

もうひとつ、「楽しく」推薦委員を務めるための、相手との会話のコツ…らしきものがあるのですが、また後述します。

「推薦委員」が「本部役員」をお願いする時の条件

私のいた「推薦委員会」は、今までの慣例に従って、本格的活動の前に、当時の本部役員さんのお話を、大まかにヒアリングしました。
そこでどうやら、「本部役員」に不可欠な要素は、このようなものらしい、と感じました。

・時間的にも肉体的にも精神的にも、「なんで自分が」なんて思っててはできない。少しでも「奉仕しよう」という気がないと、やってられないお仕事である。
・しかし同時に、生きた人間相手のお仕事なので、「ここまでやればいい」という客観的な基準がなく、「そこそこ」という自分なりの境界線がないと、燃え尽きてしまう。
・少ない人数で、効果的な活動をし、すべてのPTA会員を「それなりに」納得させる(全員を大満足させることは不可能です)には、「本部役員」内部での結束・助け合い・思いやり・和が、たいへん重要である。

---------------------------

さて、尻切れトンボで申し訳ありませんが、
またあとでまとめるときに、加筆訂正するつもりです。
下書きをいきなり書くなんてと、憤慨された方、ごめんなさい。
でもそうしないと、いつまでたっても、書かないので…(笑)

では、また、次に続きます。





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Last updated  2007.04.19 01:22:07
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Re:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その2】(04/18)   ++みい++ さん
終わりました。役員決め。
希望を取ってあったのですでに振り分けてあって、そこで希望が多ければくじ引き。
初めて普通に希望らしきところに収まりました。
くじがあたるって嬉しい。(全員どこかに入るのですよ)やっぱり、推薦委員は希望者なしでした(^^;) (2007.04.19 08:06:35)

Re[1]:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その2】(04/18)   Caroline-h さん
++みい++さん
>終わりました。役員決め。
>希望を取ってあったのですでに振り分けてあって、そこで希望が多ければくじ引き。
>初めて普通に希望らしきところに収まりました。
>くじがあたるって嬉しい。(全員どこかに入るのですよ)やっぱり、推薦委員は希望者なしでした(^^;)
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ご希望かなっておめでとうございます~!
くじ引きは、心臓に悪いですね。
手を上げるほうが、ずっと気楽。…かな? (2007.04.21 00:15:40)


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