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カテゴリ:映画
今日、映画「くちびるに歌を」を3時半から鑑賞。 柏木ユリ(新垣結衣)は長崎県五島列島のある中学校の音楽顧問として産休の教師に代わって 郷里の学校に赴任。 音楽顧問でありながら、ピアノを弾こうとしない。 部活の合唱部は合唱コンクールの県大会を控えているが、具体的な指導をせず、見守るという 態度に生徒たちにも苛立ちが広がる。 だが、生徒たちや周囲からいろいろと気付かされて行く。これでいいのかと。 前半はなかなか進まない展開に少々じれったいところがあるが後半では深い早い 展開となっていく。 生まれてきた環境、大人たちの都合でそれぞれの立場に置かれた生徒の心中も丁寧に 描かれていた。着任して、ぶっきらぼうで心を開こうとしない柏木ユリ、それには理由があり、 深い悲しみの中にいた。それでも、これでいいのかと自身に問いかけ、徐々に心を開いて行く。 その心の変化の過程のきめ細やかな演技は私の心の中に深く染み入って来た。 後半での凄い展開は感動で涙が止まらなかった。 今でも目に焼き付いている。必見の映画かも知れない。
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最終更新日
2015.07.01 04:13:34
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