モジュール電気工事その1 ポイントスイッチ自作
みなさまこんばんは 相変わらず更新が滞りがちで申し訳ございませんm(__)mネタが中途半端だったり、製作作業の方を優先したりでついつい億劫になってしまい、反省しなければなりません(>_<) 本日のお題ですが、モジュールの一連の電気工事をご紹介したいと思います。 鉄道模型の電気配線って、小規模のレイアウトのうちはイイんですが、規模が大きくなってくると非常に煩雑になってまいります。特にポイントの配線などはさながらもり蕎麦のようです|||||(´ω`;)||||| こうなってくると設営に手間もかかりますし、誤接続の心配もあります。そこで、配線を集約し設営の合理化を図ろうという訳です。今回はポイント制御盤を製作しようという訳ですが、以前、しな鉄案件の際に製作したモジュールが有るのですが、実は9月に調布市民センターにて公開運転会を行いまして、その際にモジュール増設したのですが時間が足りなくて未完成状態でして・・・ノリと勢いで作ってしまったもので増設部分にはヤードを設置しました。実はヤードのポイント制御がクセモノで、純正のポイントスイッチを並べて使用するとどのスイッチを操作するとどこのポイントが動作するか分からなくなるという罠が有ります。レンタルレイアウトなどでもヤードのポイント操作でまごつく事は日常茶飯事ですし、製作の参考に拝見したいくつかのサイトも同じように悩んでいたようです。そこで電子部品を活用してホンモノの連動盤のような制御盤を製作したいと思います。 Nゲージのポイントの動作は電磁石の原理でコイルに一瞬だけ電気を流して動作させていますこの一瞬だけ流すのが難しく、純正のポイントスイッチでは内部の機械的構造でそういった仕組みになっていますが、一般の電子部品では押しボタンかモーメンタリ動作(操作部から手を離すとレバーは自己復帰する動作)のトグルスイッチになります。しかしポイントスイッチの場合、レバーの向きでポイントの開通方向を示す必要があるのでレバーが操作した方向で固定しなければなりません。 通常のトグルスイッチだとレバーを動かすとその方向に固定されますが、電気も流れっぱなしになってしまいまい、ポイントマシンを壊してしまいます。そこで、回路にコンデンサを入れて一瞬だけ通電する仕組みにします。理論はムズカシイので割愛しますが・・・ヾ(;´▽`A``アキバに行って部品を仕入れてきました。この時は、しまさんのパワーパックの修理部品の調達も兼ねて、しまさんと電通大OBのE本氏に同行してもらいました。電子工作の玄人のE本氏にレクチャーを受けながらパーツをチョイスします。 トグルスイッチコンデンサ 他にも調達した部材はあるのですが、まずは実験をしてみます。 24vのACアダプタから電源を取ります。ポイントマシンのコネクタを切り落としてトグルスイッチに接続します。スイッチのどちらかの端子にポイントマシンのリード線と電源端子への線を繋ぎます。もう一方のポイントマシンのリード線をコンデンサの-側へ。コンデンサの+側とスイッチの真ん中の端子へ。電源の+とスイッチのもう片側の端子に接続して出来上がりです。 ACアダプタをコンセントに差して恐る々々スイッチを操作すると・・・ ビシッとポイントが動きます(〃´o`)=3何て事は無いのですが、純正のスイッチよりもしっかりと動いている感じがします。ポイントをもう一台接続してもしっかりと動作しました。 とりあえず実験は大成功です。今後は回路の構成などを考えつつ、連動盤の製作に入っていきたいと思います それでは本日はこの辺で、ご覧いただきありがとうございますm(__)m