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カテゴリ:ひとりごと
今年もサルスベリの赤い花が咲きました 駅前にある大きなサルスベリの木の下で 私は二時間以上も人を待ち続けたことがあります。 まだ携帯が現在ほど利用されていない頃 相手がくるのをただひたすら待ち続けた・・・ 絶対に来る・・・と信じていたから でも、実際は腑が煮えくりかえって 今度から何かあっても、無視してやろうとか、 電話がかかってきたって素っ気なくしてみようとか 来たら怒りをぶつけなけりゃ気がすまないわ・・・ なんて、相手のことを散々悪く思いながら、 待った・・・待たなきゃいけない事情があったからで・・・ 待つ相手が男性ならば、私は帰っていただろう 相手の家に電話をかけにいった・・・ 出ない。(きっと、こちらに向かってるんだわ・・・ そう思って待った(我ながら根気があったと感心する 二時間を少し回ってから その相手の人は、「ごめ~んね、遅くなっちゃって! 随分まったでしょう・・・出掛けようと鍵をかけてたら お客さんがきてさ・・・まいっちゃったわ」 (参ったのは、私です!)と喉まで出かかった言葉を ぐっ!と呑み込んで・・・ 「お客さんならしかたないよねェ・・・」と答えた私、 オマケに、 「待つことは慣れてるから・・・」なんて事まで付け足して。 でも、何はともあれ来てくれたのだから・・・ 信じて良かった・・・信じた甲斐があった。 あの時、私がまちくたびれて帰っていたなら、 現在のようなお付き合いはしてないだろう・・・ 良いときも、悪いときも、本音でものが言える・・・ サルスベリの赤い花を見るたびに その時の事を思い出し、 (どーしてるかなぁ・・・相変わらずなんだろうか?) なんて・・・ハツカネズミのような行動をしてる 相手の姿を思い浮かべて、ぷぷぷ・・・と一人笑い。 おーい!元気ですか~。私は相変わらず脳天気ですよ~~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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