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カテゴリ:"鉄"学
2011年夏に発生した豪雨で橋脚等が流された只見線。
最近の流れだと、このようなローカル線は「被災→廃止」が多い中、ようやく2022年10月1日から全線運転再開予定となった。そして、会津川口~只見に設定された代行バスは、9月30日をもって代行終了となる。 ![]() (出典)金山町ホームページより 会津川口~只見の代行バスは、下り(会津川口→只見)は6本、上り(只見→会津川口)は7本と皮肉にも鉄道より本数が多い。ならば今のうちに乗ってバスからの景色を眺めておこうと思い、8月下旬に奥会津へ向かった。 425Dで09:40に会津川口駅へ到着。ここですぐに代行バスへ連絡…とならず、45分待ちとなる。 しばらくの間、駅に併設された観光協会の売店を見たり、周辺を少し歩いて時間をつぶす。 ![]() 10:15に定刻通り、上りの代行バスが到着。 折り返し10:25発となるが、すぐには乗車ができない。中を見るとバスの運転手さんが消毒液をもって座席を入念に消毒している。この地域には大きな病院が無い。観光客には来てほしいが、高齢化が進む町内で感染者を出さないようにしたいという思いもあるのだろう。 発車3分前くらいにようやく乗車を案内された。 乗車時に只見までの乗車券を見せたが、他の乗客は特に何も見せずに乗車する。青春18きっぷによる旅行者なのだろうか?バスの運転手さんは一人一人に行き先を尋ねるだけだった。 10:25、会津川口駅から4名乗せて出発。地元客っぽい人は乗ってない、バスは特に案内放送もなく静かに走る。 「川口高校前」を通過。ここは市販の時刻表には掲載されていないが、町のホームページの時刻表には掲載されている。 「本名」で1名降車し1名乗車。 ![]() 2022年1月20日に開通した国道252号線本名バイパスに入り、本名トンネルを抜け、新霧来沢橋を渡り、更に湯倉橋を渡る。湯倉橋からは廃道となった旧道のスノーシェッドが見えた。 湯倉橋を渡り終え、以前からの国道へ戻ると「橋立集会所」を通過。「橋立集会所」も市販時刻表には記載がないバス停。 「会津越川」も通過。このバスの運転手さん、よく見ると時折、沿道で作業している人に手を振ったりしている。まあ人口が少ない町だし、ほぼ毎日通ってるから知り合いばかりなのかもしれない。 「会津横田」で2名降車。 「会津大塩」で1名降車。ついに自分一人になってしまった。 ![]() 「会津塩沢」を通過。あいにくの曇り空だが、ゆったりと流れる只見川が左側に迫る。 「会津蒲生」で1名乗車。 「叶津」を通過。「叶津」も市販時刻表には記載がないバス停。ここは以前、只見町のワンコインツアーできたことがあるので、何となく周辺には見覚えがある。 終点、只見駅には時刻通り到着。乗車券をドア横に設置してある料金箱へ入れて下車する。この便で始発から終点まで乗車したのは自分だけだった。
2023.01.15修正 誤:越後川口 正:会津川口 公開してから2か月以上経って気付いた。何やってんだか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.15 22:20:07
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