ことりのそら

ちなみに１９日夜は貫徹でしたとさ。
ひえー、新聞配達さんのバイクの音がー、ひょえー、
今なんか鳥さんが鳴いた気がする、ぎええ、空が明るくなってくるー、
なんて言っている間に、とうとう出勤時間。あああああー。
睡眠１時間くらいというのは、これまでにも経験があったけどな。
むかーし、通信制の短大で保育の勉強してたとき。
レポートの締め切り前日とか、実習のレポート書きとかで。
でも、完全に一睡もしてないのは初めてかもしれない……

うーん、レポートより手ごわいか、ゲームの行動予定作成^^;
ネット上で他の参加者さんと打ち合わせができるんだけれども、
たぶん参加者の半分は似たような状況。
『夜が明けてきましたねー』『気付くと朝だねぇ』『眠いねぇ』なんて、
苦笑交じりに言い合ってた。
（さすがに、シナリオの担当者さんに、ほどほどにしなさいと注意されちゃった^^;）
とりあえず今回の行動予定は無事提出できたけれども、
話自体はまだまだ超シビア状態で続きそうなので、なんとも頭の痛いところ。
ずぇったい、ゲームなんて言葉から連想する事態とはかけ離れてるぞ、これ。


で、もうひとつの懸案事項……って、一緒にする気はないんだけど……
はい、ご病人の神父様。
私は極端な奴なので、こんなことになっちゃうと、何かするたび片端から
神父様のことを考えてしまう。
ご飯食べても、寝てもさめても、お風呂に入っても空を見ても、
神父様はちゃんと食べられるのかしら、寝てらっしゃるかしら、云々。
挙句にトイレに行って『神父様ちゃんとトイレいけるかなぁ』なんて
考え出すにいたっては、それができない状況だとえらいことだよ、
神父様に首絞められるぞっ、なんて苦笑してしまったりして。
（いや、ほら、熱高かったりすると、トイレ行くのも億劫だったりするではないですか）

とはいえ遠方だし情報は人づてだし、その情報源のお人が元々話の短いお方なれば
私としては非常に歯がゆい。
…家の隣に病院があって入り浸ることができていたとしても、
状況をしっかり見ることができたとしても、
それで私に何かできるのかというと、それはまったく別の話だけど、
でもやっぱり歯がゆいよー。
夢の中では看病してたけどなー。（神父様がうなされてませんように）

……でも、今夜のこと、その短い情報が更新されて、
まだ熱が下がらない、楽観できないかも、と。
ちょっと待ってください、と、メールの画面に向かって言っただけでは足りず
机の前の磔刑像見上げて、神様っ、何ですかそれっ、とか言い出したりして。
で、まあ、当然ながらこれも言い始めるわけである、
ああああっ、レメディーもって行きたいよー。

……とはいえ、レメディーはすんごくたくさん種類がある。
３０００とか聞いたぞ。もっとかも。主要なものと銘打たれた表に載ってるのだけでも
５００はあっさり超えている。名前覚えるだけでも一苦労だよー。
ついでに、西洋医学のお薬みたいに、この症状なら必ずこれが効く、というものじゃない。
たぶん発熱に使えるレメディーなんて腐るほどあるだろうけれど、
熱ならどれを使ってもいいというものじゃなくて、どんな熱かでレメディーが違う。
（悪寒でぶるぶるしてるのと、暑くてはあはあ言ってるのとでは違うレメディーを使う。
高熱で動けなかったり、熱高いのにけろっとしてたり、かえってそのほうが活発だったり、
喉が渇くかどうか、何が飲みたいかとかでも違ってくる。
まあそんなに神経質にびちっと症状に合わせなくてもいいみたいだけれども）

マテリア・メディカ（それぞれのレメディーが持っている症状…つまり
そのレメディーはこういう状態のときに使えるという辞典みたいの）は
持っているけれども、これで特定の症状に対するレメディーを探そうとするのは、
つまり羅和辞典を持ってきて（なじみがない言語といいたい）、
その中から日本語の『お漬物』にあたるラテン語を探し出そうとするようなもので
（……あるかなぁ、ラテン語の世界にお漬物………^^;）、
まあ勉強にはなるかもしれないけれども、勘弁してくれという感じなのだ。

それ以前にレメディーが見つかったところで使えるわけもなく……。
家族だったら、問答無用で口に放り込むだろうけどなぁ。
（というか、よこせといわれるものと思われる）
とはいえなぁ。しかも病院の管理下だしなぁ……。

だああああっ。結局何もできんのかいっ！

といいつつジャングル化していた机の半分ついに片付けて
（別のところへ移しただけなのでホントは片付けたうちに入らない）、
レメディーの本をがさごそ広げていたりして。
……いや、まあ、『高熱が下がらない、この臓器が痛んでるかも』ていどの情報では
私ごときにレメディー探せはしませんがー。
純粋に私の精神安定のためだな^^;

この状況でレメディー探すよりはもちっと確実そうなことがひとつ。
はい、お祈り。
もちろん私は、うるさいくらい騒ぎ立てているわけだけれども。
（客観的に見て祈りと呼べるような代物かは甚だ謎）

……でも、そういう思いは決して無駄にならないと信じるから。
よろしければ、どうか、お祈りくださいな。
神父様が元気になりますようにって。