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カテゴリ:一般小説
「晩夏のプレイボール」 あさのあつこ 角川文庫 514円
野球を続けたい現状に抗い、「夏の甲子園」を目指して野球に打ち込む者たち---。高3の夏、肩を壊した元エース・真郷と、過去にトラウマをもつ現エース・律は、心ひとつにして甲子園を目指していた・・・。(「練習球」)戦力不足に悩む彰浩と信吾の前に現れた転校生の有一は、無口で不器用だが、誰よりも才能豊かなピッチャーだった・・・。(「このグランドで」)他、「夏の甲子園」をめぐるドラマを描いた、10の傑作短編。(表紙カバーより) 2010年7月、読破。 著者は、甲子園を目指す少年を主人公にした野球ドラマを描いたらピカイチですね。10篇とも読後、爽やかな感動の余韻が残ります。 最後の「練習球2」は、真郷の視点で描いた「練習球」を律の視点で描いた作品ですが、ラスト2ページは、感動の波が急に押し寄せてきて、激しく胸を打ちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月14日 00時31分08秒
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