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テーマ:本のある暮らし(3187)
カテゴリ:実用書
「作家の収支」 森 博嗣 幻冬舎新書 760円
1996年38歳のとき僕は小説家になった。作家になる前は国立大学の工学部助教授で、月々の手取りは45万円だった。以来19年間に280冊の本を出したが、いまだミリオンセラの経験はなく一番売れたデビュー作『すべてがFになる』でさえ累計78万部だ。ベストセラ作家と呼ばれたこともあるが、これといった大ヒット作もないから本来ひじょうにマイナな作家であるーーー総発行部数1400万部、総収入15億円。人気作家が印税、原稿料から原作料、その他雑収入まで客観的事実のみを作品ごと赤裸々に明示した、掟破りで驚愕かつ究極の、作家自身による経営学。(表紙カバーより) 2016年5月 読破。 確かに客観的事実のみを明示しています。著者が言うように儲けることは恥ではないし、自慢話とも思いませんが、やっぱり森博嗣しか書かない内容だと思います。帯広告に「誰も書かなかった」とありますが、これからも誰も書かないんじゃないかな。 作家の収支 (幻冬舎新書) [ 森博嗣 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年07月09日 10時36分03秒
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