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カテゴリ:考える
日本の教科書検定制度を気分転換に読んだ。
「執筆チームが結成されてから、教科書が教室で実際に使用されるようになるまでには最低でも丸3年かかります。」ということで、編集1年、検定1年、採択・製造・供給1年と編集が開始されてから3年。常に教科書が時代の感覚から取り残されて古いという感じがするのも当然といえば当然なのだろう。 よい教科書であれば、10年前のものでも有効だろうが。とはいえ、そうした本というのは、ある特定の分野について書かれたようなものだから、やはり広範囲を扱うようなものだと3年遅れというのは、大きな問題かもしれない。実際には、使用開始時期を見ると、もっとスパンが長くなっているようだし。せめて、2年に一度ぐらいは、細かいところを改良していけるような仕組みの方がよさそうに思える。 まあ、考えてみると、教科書がそんなものだからこそ、副読本の類や、参考書の類の市場が広がるともいえるのかもしれないが...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.15 06:49:55
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