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独立行政法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC) をまた見てみる。JAMSTEC 今週の一枚 は、デスクトップの壁紙にしてもいい感じ。ただ、もう少し解像度の高いもでないと、Windows の壁紙の設定で「拡大して表示」にするとぼやけてしまう。「並べて表示」でないと辛い。壁紙用にもっと解像度が高いものを JAMSTEC のロゴとかを入れて公開するといいかも。
この機関に関心が高まると、地球の温暖化をはじめとした環境問題に関心を持つ人も増えるんじゃなかろうか。恐怖からの環境問題だけでなく、神秘性やロマンからはじまるというのもありだろうし。 地球環境シミュレーターセンター の 地球シミュレータのご利用について から 2006年度 地球シミュレータ ノード使用状況 を見たら稼働率が高い。よい運用をしているようだ。 特許情報 を見ると、出願は国内 88件、国外 37件。こうした情報を公開しているのはよいと思う。他の機関も見習うべきだろう。米国化学会機関誌「Environmental Science and Technology」において2006年度ベストペーパー賞を受賞 とか成果も上げている。 海水を長期間、自動で採集することに世界で初めて成功 ~海洋の二酸化炭素吸収メカニズムの解明に期待~ なんていうリリースも出ている。 このウェブサイトを構築するのには、それなりにお金もかかったと思うが、税金が投入されているということからの説明責任の一端として、あるいは、その存在自体のアピールと理解、様々な啓蒙の役割、そして、教養・娯楽の提供として、比較的よいパフォーマンスを上げているんじゃなかろうか。 このサイトは、娯楽として見ていてもけっこうおもしろい。エデュテイメントの領域にも入るか。研究機関がウェブサイトを作るとき、予算の2割程度は娯楽性を加味したものに使ってもよいんじゃないかと思う。下手に自己正当化のための啓蒙コンテンツなんていうことは考えずに。 それにしても JAMSTEC などは、独立行政法人 日本原子力研究開発機構 (JAEA) のような組織と比べて、ネガティブな感情を持たれることがないだけに楽だろうな。その存在が根本的に否定されることがないから。もっとも、JAMSTEC にしても莫大な金が投入されているだけに、不正やあからさまな無駄遣いが発覚すれば叩かれることもあり得るが。 ネガティブへの対処が必要か、それとも比較的そうでないかによって、ウェブサイトの使い方も変わるだろう。日本原子力研究開発機構のようなところは、ネガティブな見解を持っている人が来たときに満足しやすい構成にするのが効果が高いだろうし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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