いろいろお勉強し直し。サーバーを立てて検証するために
proxmox VE をインストールした。
Proxmox VEで仮想化プラットフォームを簡単構築 あたり参照すると、だいたいの雰囲気が分かる。Proxmox を選択した理由は、下のような理由と同じかな。YouTube を見ているうちに、Proxmox 関連の動画がたくさん出てくるようになって洗脳されちゃったのかもしれない。
XCP-ng もちょっと見たのだけれど、少しとっつきにくかったので、Proxmox VE にした。
KVMとOpenVZをサポートしているハイパーバイザー型のOSです。Linuxには仮想マシンであるKVMとコンテナであるOpenVZはLinux系であればかんたんに構築できますが、GUI管理が簡単にできないという問題点がありました。それがProxmoxでは簡単にWebGUIで操作することができます。
Proxmoxは無料版でクラスター化も可能で、PCI拡張カード(グラフィックカードやSASカードなど)のパススルーが容易です。また、VMごとのコア数の制限もないし、仮想サーバに直接物理HDDを接続してzfsフォーマットや、RAIDZにも対応していることですね。そして、何より文献(英語)が多い!
大きな特徴として、VMWare ESXiと比較し、ライセンスフリーでほぼすべての機能を利用できる点が挙げられます。
無償版でも、VMWare ESXiのようにVMあたりのコア数の制限はありません。
また、複数のホストをクラスタリングしたり、HA環境、ライブマイグレーションといった機能も無償で利用することができます。
さらに、VMWare ESXiと同様にWebインタフェースを持っていますので、Webブラウザ経由で簡単に管理することができます。
Debianベースで開発されていますので、ホストOS上にRAIDコントローラのドライバなども簡単に導入することができるのも、利点といえるでしょう。
さらに、VMWare ESXiでは早期にCPUサポートが打ち切られるケースがありますが、Proxmox VEでは基本的にLinux Kernelが動作可能なモノであれば動かすことができます。
自宅などで古いハードウェアを利用する際には、有力な選択肢となるでしょう。
Proxmox とは関係ないが。