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テーマ:レンタル映画(815)
カテゴリ:★★
広告代理店で働くヘレン(グウィネス・パルトロウ)はジェリー(ジョン・リンチ)と同居している。
作家志望を目指すジェリーであったが今は情熱も冷めヘレンに養ってもらっている無職の冴えない男であった。 ある日、ヘレンはミーティングに遅刻する。 日頃の素行を注意されたヘレンは逆に上司らに食って掛かり、その場でクビを宣告されてしまう。 落ち込んだ気分で帰路についた彼女はちょうどホームに停まっていた地下鉄に乗ろうと駆け出した。 しかし運悪く乗り込む寸前にドアが閉まり地下鉄は発車してしまうのだった。 人生には『もしもあの時こうしていたら』という瞬間があるが、このシーンから、 『地下鉄に乗れたヘレン』と、『乗れなかったヘレン』の2つのストーリーが展開されていく。 かろうじて地下鉄に間に合ったヘレンは予定外に早く帰宅した為、恋人ジェリーの浮気現場を 目の当たりにすることに。 しかし偶然地下鉄で隣に座ったジェームズ(ジョン・ハンナ)とは再び運命的に再開し仲を深めていく。 一方、地下鉄に間に合わなかったヘレンはその後、トラブルに巻き込まれ帰宅が遅れた為にジェームズにも出逢わず、 またジェリーの浮気にも気づかずに生活する。 果たして2人のヘレンはそれぞれどのような運命を辿るのか? 公開当時(1997年)に観たいと思って見逃していた映画ですが、先日たまたまレンタル店で発見した為、 借りてきました♪ 主人公は何故かメリル・ストリープだとばかり思い込んでいましたが、グウィネス・パルトロウだったんですね!-_-; 彼女の演技で、2人のヘレンは同じ人とは思えない程、輝きが異なっていたのが印象的でした。^-^ 人生で『あの瞬間、別の選択をしてたらどうなっていたのだろう?』 誰しもそんな事を考えた経験はあるのではないでしょうか? 実際には分かりえないその後の2つの展開を見せる、というのは新しい手法ですね。感心しました。^-^ この映画ではどちらの選択をしても、同じ場所を軸として話が進むので、 どちらの選択をしても、なるようになるもんなのかなぁという印象を持ちました。^-^ ラストの展開には不満を持つ人も多いとは思います。 確かにもう少しドラマチックに仕上げる方がスッキリしたとは思いますが、 アイデアの新鮮さを評価したいと思います♪ ★★☆☆☆ 総合評価:製作は大御所シドニー・ポラック!『ザ・ファーム』、『トッツィー』などでもお馴染みです! グウィネス・パルトロウは翌年、『恋に落ちたシェークスピア』で主演女優賞を獲得しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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