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テーマ:タイ(3308)
カテゴリ:タイ旅行記
クローン・イープン(日本運河)を見れたし、ついでにワット・ボーンヤイにも行って、
もうバーン・クローン・イープンで見るべきものは見ました。 さて、どうしよう。 せっかくここまで来たんだから、ついでに他の見どころにも寄りたいなぁ。 ナコーンパトム県道3015号線を国道3422号線へと戻りながら 考えてみました。 旅の前に周辺地域の情報も一応調べたんですが、 その中で目ぼしいスポットは、バーンルアン市場ぐらいかな。 ターチーン川の対岸にあります。 たぶんあのバスに乗って途中で乗り継いで行けそうな雰囲気。 そうこう考えているうちに県道入口が見えてきました。 ![]() するとその手前に大勢の人が集まって何やらしている家屋が。 ちょっと聞いてみるかな。 すみません。そこの道にバス路線は走ってますか? 手前に背を向けて座っている女性が振り向きます。 あっ、さっき自転車に乗ってたおばちゃんじゃぁないですか! 「どこから来たの?」 満面の笑みで尋ねてきました。 ラート・ブアルアンから歩いて来ました。 「いや、そうじゃなくて、元々はどこから来たの?」 日本です。東京から来たコン・イープン(日本人)ですが・・・。 「日本人! ここはクローン・イープン(日本運河)だよ!」 横にいた若い男性が目を丸くして話に加わってきました。 はい。クローン・イープンを見に来たんです。 で、すみません、あの、バスはありますか? ^_^;) 「あるよ。赤いバスだ。68番。その路線しか走ってないよ。」 そこでおばちゃん。 「どこに行くの?」 バーンルアン市場に行きたいんです。 「なら、そのバスで行けるよ。暑いからあずま屋で待ってたほうがいいね。 こっちに来なさい。近道だから」 と手招きして案内してくれます。 道路下のあぜ道みたいなところを行きなさいと。 ひょいっと飛び降りると、 「あんた元気ねー。あ、そうだ。送ってってあげようか?」 いえいえ、大丈夫です。バスで行ってみます! どうもありがとうございます! 頭を下げてお礼を言い、あずま屋に向かいます。 見ず知らずの外国人にそこまで親切に気遣ってくれるなんて 嬉し過ぎます。感動です。タイってやっぱりいいな~(T T) おばちゃんって、バーン・クローン・イープンの「顔」みたいな存在なのかも。 裏手から国道3422号線のバス停のあずま屋に到着すると、 中では女性ばかりの作業員さんたちが陣取ってランチ中。 前には黄色い作業トラックが停まっているので、村役場の方々でしょうか? 私は端っこにちょこんと腰を降ろします。 「何してるんですか?」 早速背後から声がかかりました(笑) バスを待ってるんです。 「どこに行くの?」 バーンルアン市場です。 「えっ? バーンルアンって反対側のバスだよ。」 「違うよ。あっちはラート・ブアルアンだって」と他の女性。 「あそうか。混乱しちゃうわね。あはははは」 一気になごんでしまいました(笑) ふと前を見やると知らないうちにバイクが。 作業員の一人が何やら物色してお金を払ってます。 ![]() バイクの行商か! ちょうどお昼時。私も軽く食べられるものを何か欲しいな~。 荷台にぶら下がっている袋からパイナップルを選びました。 ![]() 10バーツ也。 思わぬところで昼食にありつけました(笑) また一人の作業員女性が立ちあがると、トラックの荷台から 冷たい水をコップに入れて私に渡してくれるではないですか。 どうもありがとうございます! 嬉しい心遣いの連続に、やっぱりここまで来て良かったと心底思いましたよ。 もうコンタクトレンズを失くしたショックはどこかに吹っ飛んでます(笑) 15分ほど待って、ノロノロとバスが登場。 ![]() 作業員のみなさんにお礼を行ってから乗り込みます。 時刻は、11:58。 <交通費> 歩いただけなので: 0バーツ ここまでの合計:65バーツ つづく・・・ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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