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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
さて、ヴァレンナの要塞からの風景に戻りましょう♪ 前回は北側を見てみましたが、今度は反対側、南を向いてみます。 ヴァレンナは漢字の「人」というカタチに似たコモ湖の、ちょうど二股に分かれる分岐点の町。 この要塞から南をみると、正面にベッラージオの岬があって、そこから左右に湖が分かれ、細長く伸びているのがよくわかります。 向かって右手がコモ方面、左側がレッコ。 湖の名前はコモ湖ですが、地元では左側に細長く伸びている部分を「レッコ湖」と呼んだりもしています。コモとレッコを隔てているのは標高2000メートル近い山。 こうしてみると、陸路を行くよりも、少し遠回りではあるけれど、湖を船で行くほうが便利だなって思いますよね。 そしてそんな湖を三方すべて見渡すことの出来るココ、ヴァレンナの要塞がロンバルディア、ミラノ公国の護りの要だったということにもナルホドとうなずいてしまうのであります 左手、レッコ方面の湖の湖岸に目をやると、湖岸線に沿って、糸杉の並木が優雅な雰囲気。 ヴィッラ・モナステーロです 美しい湖を背景に、優美な建物と、手入れの行き届いたお庭に咲き乱れる花、そしてその中に点在する彫刻やあずまや。 こんな高いところから見下ろしても、どことなくあの優美なヴィラのたたずまいが感じられました(真夏のヴィッラ・モナステーロの絶景は、リンクをクリックするとごらんになれます♪) 私たちが景色を眺めていたのはこんなところ。 狭間に開けられた銃眼・・・といってもこの時代だと、弓矢のための穴かしら?に、やっぱりココは要塞なんだ、って実感したのでした。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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