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テーマ:野の花(1019)
カテゴリ:植物
種子が、あまりにも小さくて、種のないヨモギだと思われていたためオトコヨモギと呼ばれる。 しかし、こうやって立派に花をつけているわけでして、決して種がないわけではないし、種が できなさそうにも見えない。 ヨモギやセイタカアワダチソウなどは、アレロパシーといって、根から発芽抑制物質を出して 他の植物の侵入をおさえる。ヨモギもセイタカアワダチソウも、地下茎で繁殖するので、 自身の種子が周囲で発芽できなくてもたいした被害はなく、種を飛ばした場所でまた群生して 増えていくことができる。河原などがヨモギだらけ、セイタカアワダチソウだらけになってしまう のはこのためであり、ヨモギ類は種がなくても生き残っていける。この植物をオトコヨモギと 名づけた昔の人もこんなヨモギの性質を知ってか知らずか。このあたりでは、エゾヨモギよりも オトコヨモギが少し多い位での群生がみられる。学名はヨモギ属Artemisia,これは 女神アルテミスの、という意味であるが種小名はjaponica, 日本の、という意味である。 イヨッ! 日本男児! ・・・なんか弱っちそうだな。 昨日行った産業まつり。ひどい人ごみ・・・といっても都会の日常ほどもない。昔はこういう 祭りが、個人的な人と人とのつながりになっていたのだろうが、今の私達にはそんなものも ないのでつまらない。行っても、ただ疲れるばかりだ。左手前の行列は地元産手打ちそばの販売に 並ぶ人達、右はステージ前に集まった人達である。もちろん地元産牛肉のバーベキューもあって、 それなりの楽しさはある。 立ち寄った知り合いの家でのひと時の方が、よほど実りあるひと時だった。このりんごの木は、 ここのご主人が生まれた時に植えられた木、と伝えられている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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