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以前ワイキキは人工のビーチだと言う事を書きましたが、実際にワイキキ界隈は200年前には沼地だったそうです。 そもそも「ワイキキ(wai-kiki)」・・とはハワイ語で「水が湧き出る」の意。 タロ芋畑と養魚池のあったこの湿地帯は後(1850年代)には王族など上流階級の居住区として開発されていったそうです。 ワイキキの土地開発はそんな湿地帯の水抜きから始まります。 現在ホテル群の裏に通るアラワイ運河は、湿地帯の水を抜く為の運河でした。 昔の写真で見る限りではアラワイ・ゴルフ場やその先のモイリイ(Moiliili)地区やマカリ(Mc Cully)地区の場所は完全にタロイモの水田だったようです。 さて、今回紹介するのは、その元湿地帯にあったハワイで最も広く最も古い公園です。 カピオラニ・パーク(Kapiʻolani park) 開園は1877年6月11日。 ホノルルマラソンのゴールとなるカピオラニ公園はワイキキの西、ダイヤモンドヘッドの西側山麓に広がる広大な公園です。 現在は公園内に、ワイキキ・シェル(音楽堂)、ホノルル動物園、ホノルル水族館もあります。 地図から 右、ダイヤモンドヘッド前の緑地がカピオラニ公園。 ワイキキ方面を臨む ハワイ報知社の資料「アロハ年鑑」によれば面積は140エーカー(57ヘクタール)。 最初の地図の紫のラインがこの見えるダイヤモンドヘッドの部分です。 カメラと日差しの角度により色がだいぶ異なりますが、写真は全て同日ほぼ同刻(夕方)の写真です。 第7代王カラカウア王の妃、カピオラニ妃の名を冠したこの公園は、もともとカラカウア王が競馬の為の土地として造成させた土地だったと言います。 公園内は野球やサッカーに興じる人たちもいます。場所取りしなくても広いので何組も行えます。 ただ、元沼地の跡は今もあちこちにあり、地面がかなりデコボコしていて野球するには結構危険そうでした。 この日は3連休の中日。 パークにはたくさんの家族や友人連れが来ていてバーベキュー・パーティーをしていました。 あまりに広大で日本の花見のようなゴチャゴチャ感はここにはありませんが・・。 カイマナ・ビーチ前 最初の地図の写真の星の所 噴水手前がKalakaua Ave(カラカウア通り) 噴水向こう側がPaki Ave(パキ通り) パーク内のこれら通り沿いは駐車スペースがたくさんあります。 標識も撮っておきました逆光でしたが・・。 午前10時から午後6時まで4時間まで駐車ok。それ以外はリミット無し。 このあたりは動物園に近いワイキキよりの場所。写真向こうが海側。 確認していませんが、ウキペディアによれば、ホノルル・クリケット・クラブの本拠地がここにあるそうです。設立は1893年。太平洋で最も古いスポーツ・クラブだといいます アラモアナ・ビーチ・パークも近日紹介予定。
ノースショア(North Shore) 2016年08月14日
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay) 2 2013年12月23日
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