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ワイキキのカラカウア通りにあるロイヤル・ハワイアン・センターでは、時々フラのエンターテイメントが行われている。 が、日替わりで無料参加できるちょっとしたカルチャースクールも行なわれている。・・と言うのは最近知った。 (日替わりのカルチャーレッスンは日曜日はお休み。) カルチャーの講師料はロイヤル・ハワイアン・センターが持ち、フラワー・レイの製作に関しては、教材の花代もロイヤル・ハワイアン・センターが出してくれる。(キルトは実費。) 予約無しの当日参加。但し、定員に限りあり。 今回初参加してきました フラワー・レイ(Flower lei)製作とPolynesian lei Polynesian lei ダーウィンの進化論 古来より魔除や供物、社会的地位の象徴として用いられたと言うレイは、ポリネシアン伝来の文化だそうだ。 (ポリネシアンの文化自体は紀元前1000年頃から始まる) Polynesian lei ポリネシアンの島々では神々の怒りを鎮め、悪霊を払う目的でレイ(lei)の素材は、マナの封じ込められている・・とされる貝殻、海草、木、頭髪、鳥の羽根、石、骨などが仕様されたらしい。 特にサメの歯、マッコウクジラの歯、王の骨や頭髪はマナの強い素材であるので珍重された。それ故、王の亡骸は悪用されるのを恐れて秘密裏に隠されて埋葬されたと言う。 偉大なるカメハメハ大王の墓は当然秘密である。いまだ未発見。たぶん見つかる事はないであろう。 ビショップ博物館にはそうしたレイ? 首飾り? が展示されている。 Ula Lei Samoa Whale Tooth 他にトンガやハワイなどやはり鯨の歯が多く使用されている。 身近な素材と言えばそうであるが、やはり鯨の強さ偉大さ? 勇猛さ? などそれを通して「あやかりたい」・・と言う願いが込められているのだろう。 美しい色鮮やかな草花が使用されるようになったのはキャプテン・クックが到来して、外来種が増えてからのようだが、18世紀末には花のレイはある程度定着していたらしい。 そもそもハワイにもともとあった植物は1000種くらいらしい。 そして紀元400年頃からハワイにやってきたポリネシアン達が持ち込んだ植物が24種。(定説)これらはPolynesian Introduction(ポリネシアン伝来)として外来種と区分けされている。 現在もレイに利用されているククイの実、コウはその時からのもの。 大抵は薬用植物であるが・・。 レイが美しく発展するのは、近代。 白人の移住に伴い持ち込まれたカーネーション、クチナシ、ジャスミン、マリーゴールド、、プルメリア、バラ、スミレ等の花が加わった事でバリエーションも広がったようだ。 レイには使用しないが、ブーゲンピレアやアンスリュウム、コーヒーの木も外来種である。 この日の素材プルメリアも完全な外来種 フラワー・レイ用には30センチ近い長い針を使用。 フラワー・レイの製作は前から興味はあったが、なかなかカルチャースクールというのは見つけにくい。ロイヤル・ハワイアン・センターでは月~土曜まで近くのレイ・スタンドから交代で講師が派遣されて来ているらしい。 月金の先生は親子でなかなか評判が良いらしい。名前は聞かなかった 無料と言うのと宣伝のせいか? なかなか最近混雑してきているようだ。 定員は20人くらいらしいが予約は無く、早く行ったもの勝ちである。 時間月~土曜 1:00~2:00pm 場所 A館1階 行ったらすぐに受付の名簿に名前を記入。 無料ではあるが、できれば気持ち最後に1ドル程度のチップは渡そう 小さな子供連れの日本人が多いが、椅子は定員分しかないし、小さい子には危険であるから預けて来た方がいいかも・・。 要領の良い人なら15分から20分で終わる。 2作目は違う日に・・。 この日は3種のコンビネーションだけどオレンジの花の名前忘れた f^^*) もう1種は葉物 正体はよくそこら辺に生えているシダ 葉っぱにつぶされてちょっとバランスが微妙なレイ(lei)でした・・。 まあ、使い方の勉強ですね。 金曜日は日系のお婆ちゃまがヘルプに来るようだ。 実はこの日は月曜日、人数が増えて急遽呼んだようである。 彼女は日本語がOKです。 ちよっとスタッフの段取りがスローなので開始に時間がかかります。 人数の多い時は時間がかかるかも・・。 また違うお花の日に参加するぞ ダーウィンの進化論 チャールズ・ダーウィン(Charles Robert Darwin)(1809年~1882年)の著作。 「種の起源」では生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じる・・と言う進化論が展開されている。 それは彼が測量船ビーグル号で行ったガラパゴス諸島に生息する動植物から証明されているが、同じようにハワイの植物体系にも同じ現象が見られると言う。 オヒアの花は生育する環境で大きく外観を変える事が知られている。 湿原では50センチの低木なのに森では10メートルを越えるそうだ。 そもそも固有種は弱いから生態を変えられたものが生き残っている。 しかし今後もっと外来種が増え続けるとそのバランスも崩れるかもしれない。 やはり絶滅が危惧されているそうだ。 ところで昔はそんな固有種で作られていたハワイのレイも用途が変わって素材も変わってきた。 冠婚葬祭や誕生日などギフトにされるようになって、華やかな系統の花からキャンディーやゴルフボールになり紙幣のレイも登場。 最近は持ちの良いリボン・レイなるも物も出て来た。これも進化か?
ノースショア(North Shore) 2016年08月14日
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay) 2 2013年12月23日
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay) 1 2013年12月20日
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