|
カテゴリ:dream or 井戸端会議
1906-1997新潟市生ー桐生市脳出血享年48歳、東洋大学印度哲学倫理科卒
![]() 堕落論、白痴位しか読んでおらず無頼派と言われ多作ながら病など数奇な生涯を送ったこともありまた推理探偵小説みたいなものもあったのかと再確認でたまには。別荘地みたいな昭和22年だから戦後間もない山奥の豪邸に、いろんな奇人変人愛人狂人などの人間が小世界に集まりながら、青酸カリ、ゲンノショウコ、ビッコ、セムシ、花札、ダイス、手品などの当時の風俗情景が多々で謎の八つのミステリー殺人が続き、最後のどんでん返しで荒唐無稽な語りで読ませる。1947年41歳時の作品。安吾自身は13人兄弟の12番目、父は地元の政治家で子供のころはガキ大将でド近眼で勉強せずスポーツに興じて、上京して文学に目覚め 文壇の寵児として交流 活躍し太宰治とは対極であったのかと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[dream or 井戸端会議] カテゴリの最新記事
|