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2019.07.14
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カテゴリ:金融と投資

 嬉しい悩みが出来た。東証一部上場の不動産・ホテル業のユニゾホールディングスが、旅行会社のHISにTOB(株式公開買付)をかけられることになり、その発表があった10日から2日連続のストップ高、そして12日は前日比225円高の3115円で引けた。

◎ユニゾホールディングス、3日間で5割以上の値上がり
 この3日間の上げ幅は実に1125円で、5割以上の騰げっぷりだ。
 HISがTOBで買い上げる価格は、3100円なのでいいところまで騰げた。もう今後、そう騰がることはあるまい。
 実は僕は、1年ちょっと前に公募増資に応募して最低単元の100株だけ購入した(買付金額は1株2159円)。100株だけ購入したのは、同社が年1回配布する傘下ホテルの株主優待割引券が欲しかったからだ。値上がり期待、ではなかった。
 困ったのは、これを売るべきか否か、である。売ってしまえば、今後、株主優待は受けられない。実は、この6月に行った札幌は、同ホールディングスの傘下のユニゾインに泊まったのである(写真=札幌都心にあるユニゾイン)。



 東京都内を含め全国の都市に、ホテル網を築くユニゾは、僕には魅力的だ。

◎売るかホールドか、思案のしどころ
 HISが発表前日の終値に1100円以上も上乗せした価格でユニゾにTOBをかけたのは、同社が1360億円もの含み益を持つ上、PBRは3100円でも0.4倍と極めて割安であるからだ。
 HISは、ユニゾを連結対象会社にして自社の旅行客を全国のユニゾ宿泊施設に送り込む相乗効果を狙っているのに、割安となれば、「買収」も当然の帰結か。
 売って利益確定しても、その利益は10万円弱だ。それならホールドしたまま、株主優待券と配当をもらい続けるか。思案のしどころである。

◎ニューヨーク史上最高値なのに日本の株式市場の低迷ぶりは何?
 さてFRBの利下げ濃厚となり、ニューヨークの株式市場は連日の新高値である。12日の株式市場でダウ工業株30種平均が、7日連続で史上最高値を更新し、終値は前日比243ドル高の2万7332ドルだった(写真=株高に湧く市場関係者)。



 今回の新高値は、かつてのIT巨人のGAFAが牽引しているのではなく、建設機械のキャタピラーや化学のダウなどの「オールドエコノミー」銘柄である。
 それにしてもニューヨークに比べて東京市場の低迷ぶりは、何だろう。先週末も、前日にニューヨークが新高値を取ったのに、日経平均の上げ幅はわずか。市場平均のTOPIXの如きはマイナスである。
 先週末の引け値の2万1685円は、昨年10月につけた戻り高値の2万4270円はもとより、今年4月24日の2万2362円にも届かない。市場は、米中貿易戦争の影響で、日本企業の今期業績が大幅減益になることを悲観しているのだろう。
 市場のセンチメントを、僕がどう言っても仕方がないことだ。

◎絶好調REIT、一時11年7カ月ぶりに指数2000を回復
 だが株式市場と違って、僕が投資するREITは絶好調である。
 先週末こそ利食い売りに押されて小幅安で引けたが、その前日の11日は心理的な節目である東証REIT指数は、2007年12月以来、11年7カ月ぶりに2000を超えた。
 先週末の小幅安の引け値でも年初からすると、実に14%超の値上がりなのである。
 実は、内心、これは怖い、と思っている。値上がりしても、いまだに年利回りは平均4%前後もある。10年物の長期金利がマイナスに沈んでいるので、REITの高利回りは、鉄粉を引き寄せる磁石のように地銀などの買いを呼ぶ。

◎バブルなのか? 違うとは思うが……
 しかし識者によると、短期間に指数で1000ポイントも駆け上がった06年~07年の相場に似てきているという。07年5月の史上最高値2612.98は、サブプライムローン問題でバブル崩壊となり、その後、一転下げに転じ、1年半で最高値の半値にまで下げた。
 今、高値を回復しつつあるというものの史上最高値までまだ遠い。しかし最高値がバブルであれば、いつ下げに転じてもおかしくない。
 では、現在はバブルなのか。そうとも言えない、と僕は思うし、マーケットの大方の見方も同じだ。
 前に何度か述べたが、REITの価格を決めるのは、長期金利、不動産市況、ビル入居率である。長期金利はマイナス圏でさらに下がりそうだ。不動産市況も良好で、ビル空き室率は6月時点で1.72%と満室状態である。テナントとの契約更新では5%程度の賃料値上げを受け入れてもらえているという。
 だからまだ値下がりに転じる恐れはない、と見ているけれど、持っているREIT銘柄のうちには買値の倍以上になってものがいくつかある状況は、ちょっと複雑である。

昨年の今日の日記:南樺太旅行のため休載






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Last updated  2019.07.14 04:12:58



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