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2023.12.04
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テーマ:海外生活(7755)

前回の記事​に続いてThe US Capitolツアーの概要のこのブログに書き残しておく。今後ワシントンDCを訪問する方の参考になれば幸いである。

ツアーは10分程度の連邦議会議事堂の建設歴史や連邦議会の役割を説明するビデオから始まった。ビデオの中で何度も強調されていたフレーズが”e pluribus unum”というラテン語だ。アメリカ合衆国のモットーとされていて英語に訳すと”Out of many, one.”、日本語に訳すと「多くの中から一つに」(筆者訳)となる。各州の多様性を重んじつつも一つの国としての結束を大事にするアメリカらしい標語である。アメリカ紙幣にもフレーズが刻まれているので、日本円から米ドルに換金する機会があればぜひ”e pluribus unum”を探して欲しい。南北戦争(The civil war)で兵士が血を流している間も建設が行われていたというから驚きだ。まだまだ国が形作られていない状況下で国の未来のために人々は連邦議会議事堂を建設していたことになる。また、ガイドによると多くの黒人奴隷もこの議事堂建設に関わったらしい。裏返すとピラミッドの建設同様、奴隷制度がなければこんなにも巨大で荘厳な建築物は不可能だったのかもしれない。巨大な歴史的建築物に圧倒される一方で権力を具現化するために奴隷が払った犠牲を我々は忘れてはならない。実際にビジーセンターの中央空間は「奴隷解放ホール(Emancipation Hall)」と呼ばれている。議事堂建設に多くの奴隷労働者が関わったためその功績を称えるために名付けられたという。

The US capitalツアーの最大の見どころはロタンダ(the Rotunda)と呼ばれる連邦議会議事堂中心部にあるドームである。この作品はConstantino Brumidiによって1865年に描かれたという。作品の名前は「ワシントンの神化(The Apotheosis of Washington)」。ガイドによるとこのロタンダに描かれたフレスコ画(Fresco)には無数の象徴(symbolims)があるという。




中央にいるのが建国の祖で初代アメリカ大統領を務めたジョージ・ワシントンである。フレスコ画が頭上に描かれているため、まさに雲の上にいる神格化したワシントンを見上げているようである。左手を挙げ、右手は本を指している。まさに大統領演説前の宣誓(inaugural oath)のようである。ワシントンを囲んでいるのが13人の人々である。この13という数字にも意味があって一人一人が当時の東部13州を表している。アメリカは入植当時東側の13州で始まりその後西部に開拓し拡大していった歴史を持つ。アメリカの地図を見てもらうと右側の州は西部の州に比べて小さく曲線が多いのがお分かりだろう。これは最初の13州の名残が残っているためである。西部は広大で区切りとなるような大きな山や川がないため、人工的に州の境目を作っていった。州の区切り方はアメリカの歴史が色濃く反映されている。

そして、忘れてならないのが冒頭にも登場した”E PLURIBUS UNUM”という標語である。建国の時からこのフレーズが存在し、この国を形作ってきたことを示している。この絵からいかにキリスト教の教えがアメリカに浸透しているかお分かりだろう。アメリカの国家を聞いても”God”が登場するし、紙幣にも”In God We Trust”と刻まれている。移民の流入によって宗教の多様化が進んでいるアメリカだが、原点にはキリスト教があることがこの絵画から強く伝わってくる。

フレスコ画の下にあるのがフリーズ(Frieze)と呼ばれる帯状の装飾がある。帯状になっていて写真に収めるのが難しかったのでここでは一部だけ紹介するが、アメリカの建国からの歴史が刻まれているという。




写真右側に映っているのがアメリカ大陸を発見したコロンブスを乗せた船だそうだ。そして、左側に映っているのが初めて有人飛行に成功したライト兄弟と彼らが開発した飛行機だという。つまりフリーズにはサンタマリア号がアメリカに到着した1492年からライト兄弟が飛行機のプロトタイプを完成させたアメリカの数百年の歴史が描かれていることになる。アメリカの歴史に詳しい方なら1日中滞在したくなるような空間であることは間違いない。

ロタンダの隣が彫刻ホール(Statue Hall)となっていて各州を代表する著名人の彫刻が並んでいる。彫刻の完成度とホールの美しさに言葉を失ってしまった。ホールの美しさには

訳があって、このホールは下院の本会議場として以前使われていたらしい。国の政治がまさにこの場所で行われていたと思うと身震いがした。

他にも沢山貴重な展示があったのだが、この辺りで筆を置きたいと思う。ワシントンDCは政治、司法、行政の中心であると同時に文化発信の拠点であることは間違いない。

次回は国立アフリカ系アメリカ人博物館、リンカーンメモリアルについて書くつもりだ。


きたろう









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最終更新日  2023.12.04 07:33:01
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