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テーマ:海外生活(7798)
カテゴリ:アメリカの生活情報
前回のアメリカロードトリップ(その1)に続いてアメリカのロードトリップについて書きたい。
スマホのアプリがカーナビの代わりになると前回の記事でお伝えした。 今回は運転ルートを計画する際に注意した方がいいことをお示ししたい。
1:ガソリンをこまめに入れる ガソリンはこまめに給油しておくことを強くお勧めしたい。人里離れた場所や山道はガソリンスタンドが一切ない。しかも次の町まで60マイル(約100キロ)なんてことは国土が広大なアメリカではよくある話だ。山道の途中でガス欠になって身動きが取れなくなってしまったら最悪である。助けを求めても人里離れていたらレッカー車が車で数時間はかかってしまうだろう。ガソリンメーターの半分を過ぎたら給油する習慣をつけておきたい。私は毎朝ハイウェイに乗る前に給油することを心がけた。それでも一日中運転すると一気にメーターの半分くらいまでガソリンを消費してしまう。次の目的地まで車で5時間〜6時間はアメリカではごく普通のことである。日本では考えられないが、このロードトリップ期間ほぼ毎日のように給油をしていた。ToyotaのCamryで決して燃費の悪い車ではないのにメーターがどんどん減っていくのはとんでもない走行距離が原因である。 2:無理な長距離移動は避ける 一日中休憩を含めずアクセルを踏み続ければ500マイル(約800キロ)くらいは運転ができるかもしれないが、かなり過酷なロングドライブであることは間違いない。今回のロードトリップでの1日の最長運転距離は270マイル(約434キロ)だったが、朝から夕方までほぼ運転をしていた。私のようなアメリカの道に慣れていない人であれば一日大体300マイルくらいが限界のような気がしている。この距離はハイウェイの有無、車線の数、交通状態によって大きく変動のであくまで参考の距離としていただきたい。 3:なるべく移動は日中に済ませる 運転は日中に済ませておくことを強くお勧めしたい。夜は視界が悪くなり事故の確率が高まる。また、山道は日没時間が早く暗くなるのが早い。山間部を通過予定の場合は明るいうちにうねり道を通過しておきたいところだ。日中の混雑を避けてあえて夜間に移動をするアメリカ人もいるが、それができるのは現地の運転に相当慣れているドライバーだからできることだと思う。 4:現地の交通ルールを勉強しておく 右側運転、左ハンドルということを除けばほぼ日本の交通ルールと違いはないのだが、アメリカにしか存在しないローカルルールが沢山存在する。例えば赤信号でも左側から車がきていなかったら右折できてしまう交差点が中にはあったりするのだ。また、スクールバスが止まっている時は追い越してはならず、バスが発車するまでずっと後ろで待っていなければならないルールも存在する。日本の交通ルールが世界のスタンダードだと思って運転すると痛い目に遭うだろう。事故が起きしまったら海外からやってきた外国人は非常に不利になることは明らかである。自分の身は自分で守らなければならないというのが海外生活の鉄則である。トラブルに巻き込まれないためにも事前に現地の交通ルールを勉強しておきたい。私の場合、アメリカの免許を取得した際に基本的な交通ルールを徹底的に頭に叩き込んだ。その知識が今回大変役に立ったと感じている。詳しくはアメリカの自動車免許を取得した際のブログ記事前編と後編を参照されたい。 以上、アメリカでロードトリップを検討されている方の参考になれば幸いである。 次回からはロードトリップで回った景色を載せながらオレゴンの魅力に迫りたいと考えている。日本での知名度はかなり低いがその魅力は無限大でその美しさは日本の尾瀬や白神山地に匹敵するのではないかと思っている。 きたろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.30 00:23:25
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