カテゴリ:7月の誕生花
夏に、くしの歯のように深く裂けたギザギザの葉をつけた茎先に、白やピンク、赤紫などの小さな花がたくさん集まって咲きます。 7月12日の誕生花は、ギリシャ神話の英雄アキレス(アキレウス)の槍(の錆)から生まれた花、アキレア。 花の名は、ギリシャの英雄アキレスがトロイ戦争で負傷した兵士達の止血や治療に葉を用いたという伝説にちなんで名づけられました。 別名のセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)は、ヨーロッパ原産で、葉の縁に鋸の歯のように細かい切れ込みのあることからつけられています。
花言葉「戦い」「勇敢」は、トロイ戦争のとき「アキレスがその傷を治す」との神託どおりに、アキレスの槍で傷を負った敵兵に治療を頼まれたアキレスが傷を癒したことからきています。 花言葉「悲嘆を慰める」は、アキレスがアマゾンの女王ペンテシレイヤの魂を、花に宿らせてくれるように神に祈り、願いがかなえられたことからつけられたようです。 アキレスは、「今日はトロイの兵隊100人を討ち取ります」と神に誓い、100人目の相手の兜を取ったとき、死に際のペンテシレイアの美しさを見て恋に落ち、嘆いたといわれています。 花言葉「恋の戦い」は、トロイ戦争でアキレスに討たれたペンテシレイアの墓に捧げられた花であることからつけられたそうです。
鉢植えの白いアキレアはひっそりと咲いていますが、原産地のヨーロッパでは牧草地に自生し地下茎でよく増えるそうで、ハーブ園では元気よく増えています。 黄色い頭花が傘状にかたまって咲くキバナノノコギリソウはコーカサス原産で、空き地のあちこちに点々と咲いていました。 キク科ノコギリソウ属、耐寒性多年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア アキレアの花言葉:戦い、勇敢、恋の戦い、悲嘆を慰める。 アキレアの誕生花:7月12日、8月2日、11月26日 流通時期:ポット苗を春~夏、秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.12 10:30:54
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