【14歳の卵巣嚢腫】その5:入院3日目 MRI検査と検査結果
入院3日目の事を書いていて、入院時にうけた説明を思い出したのでそちらに追記してます。ーーーーーーーーーー入院3日目、連休が明けてやっと検査ができます。娘は空腹でブツクサいってましたw痛みには波があり、最高でも「4くらい(学校でうずくまった時を10として)」と言ってました。病室から検査室までの移動は車椅子でした。MRI室に娘が入るとその後の事は私にはわかりません。娘が言うには、「造影剤を点滴でうって、口の中が苦い感じがしてうへぇ~ってなった。」「機械の中がすっごいうるさくてグワングワンしたけど段々慣れて寝そうになった。」との事。MRI検査のほかにエコー検査や血液検査もしました。2時間ほどかかり、病室にもどるとお昼でした。これから検査結果をみながら先生方が治療方法を話し合うこと、夕方に説明しますと婦人科の先生がのお話に来てくださりました。説明には旦那さんにも同席してほしかったので、その旨を伝えました。娘はお腹がすいたのでご飯が食べたいと自分で先生お願いし、夕食を出していただくことになりました。痛みは相変わらずで、4~6くらいでした。たしか娘は検査の後洗髪してもらったと思います。毎日体は拭いていただいていましたが、頭がすっきりしたととても喜んでました。夕方、旦那さんが病室にきた後、旦那さんと二人で別室で説明を受けました。・右側だけでなく左側の卵巣も大きくなっている・おそらく卵巣奇形腫だと思われる・捻転はいまのところしていない・ただし切って取り出してみないとハッキリはわからない・卵巣奇形腫の説明、がん化リスクの話その後、今晩に緊急事態があればここで手術しますが、小児患者(15歳以下のため)の卵巣嚢腫の手術経験がこの病院にはないので、三重大附属病院へ明日転院するように言われました。↓説明の時にいただいたプリントアウトしたMRI画像です。右側だでけなく左側も…、がん化の可能性がある…、と目の前が真っ黒になった気がしました。旦那さんは『卵巣の正常部分が残せるのか』とか、『妊娠できなくなるのか』とか、『●行為の際なにか害があるのか』とか、いろいろ尋ねてました。うわの空で聞いてたので、詳細はおぼえてません。ただ旦那さんが説明時の画像データをCDにやいてもらえませんかってお願いしてたのだけはハッキリおぼえてます。『この人こんな時やのに自分の興味を満たす事しか考えてないんかボケェ』って思いました。まぁ旦那さんには旦那さんの理由があったんでしょうが…。説明後病室へ戻ると、娘は嬉しそうにかみしめながら夕食を食べてました。この時の娘の顔をみて、『笑って生きててくれればいいや』と心から思いました。夕食後、トイレにいってから急に痛みが激しくなりました。それまで4~6だった痛みが、「常時5くらい痛くて波があると7~8の痛み」だと言い始めました。だんだん「常時7くらい痛くて波があると10の痛み」となり、この日の夜は痛みで眠れませんでした。追加で別種類の痛み止めの点滴をしていただいたり、さすっていただいたり、看護師さんにはとてもよくしていただきました。手を握ったり、腰をさすったりしながらも、痛がる娘を見ている事しかできず、とても歯がゆい思いをしました。いっその事はやく手術して腫瘍部分をとってもらったほうがいいんじゃないかと思いましたし、でもできれば15歳以下の手術経験がある病院で手術してもらいたいから明日までなんとかもってほしいとも思いました。