人間は、生まれた時から、死を覚悟し、生きていかなくてはいけない。
生まれ出る悩み。
小学校の頃、教科書で見た一節が気にかかる。
人は、生まれながら、苦しみを持つ。
その苦しみの中に、死というのもあるかもしれない。
楽しく生きたくても、そういう訳にもいかない。
それでも、私みたいに、60を迎えても、悩みは、絶えない。
若い頃、よく死ぬ夢を見た。不安から、くるものだろか?
今は、冗談でも、見たくない。
よく後悔する。
だから、前を向いて歩く。立ち止まると不安しかない。
人を、特に身内を大切にしたい。
今も欲はある。
欲がなくなれば、無である。
父親は、欲の強い人だった。
それでいいと思う。
私も見習いたい。