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テーマ:介護・看護・喪失(5218)
カテゴリ:予防介護
愛コムネットの「よもやま話」をご紹介します。
写真を見ながら「この花見はいつ行ったのかな?」と不思議そうに首をかしげた。たった今、花見から帰ったばかりのこと。 少し花冷えがする日、何とか雨も降らずに公園までの花見に出かけてきた。デジカメで撮った写真はすぐにプリントできる。施設に戻り桜の花と写した写真を渡した。 年をとれば誰でもすぐに思い出せなかったり、新しいことが覚えられなかったりする。認知症は老い伴った病気であるが、このような加齢による物忘れとは違う。何らかの原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなり,記憶や判断力に障害が起こる。こういった物忘れだけが認知症と思っていないだろうか?確かに物忘れは典型的な症状である。物忘れはないがその他様々な認知症の症状がある。 物忘れはないので認知症ではないと思う場合がある。しかし社会生活や対人関係に支障が出ている状態はないだろうか。物事の段取りが理解できないことや、気候に合わない服を着ていることなどないか。買い物に行くと同じものを買ってくる、料理などで並行して行動ができないなど行動面でも気になることはないか。認知症は物忘れだけではない。 こういった症状が6ヶ月程度続いていたら医師に診断を受けてもらいたい。症状が軽いうちに適切な治療を受ければ進行を遅らせることや、症状を軽くすることもできる。また、普段からの生活習慣も認知症予防に繋がることが分かってきている。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月05日 01時21分30秒
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