今日はインドつながりで・・
昨日ご紹介したアランデル城から東へ向かうと、海辺のリゾート地 ブライトン(Brighton)というところがあります。18世紀、“ブライトンの海水と空気が体にいい”とある博士が発表したことで、海水浴による健康増進ブームが流行し、小さな漁村はたちまち上流階級層の保養地として栄えました。時の皇太子であったジョージ4世も、そのブームにのってブライトンを訪れたひとり。で、何を思ったか・・。外観インド風のこの離宮を、なんと40年もの歳月をかけて建てちゃいました。 残念ながら、ここを目指して来たのですが時間切れで中には入れず・・。町中で道に迷いました(笑)内装は、中国風なんだそうです。当時は東洋の美術品を集めるのが上流階級の人たちの間で流行してたみたいですから、分からないでもないんですけど。外観インドで、内装中国って・・ちょっと変わった趣味ですね。で、場所も話題も変わり。Readingからオックスフォードへ向かう途中で、いつも気になる標識がありまして。そこには、“The Maharajah's Well (マハラジャの井戸)”って書いてあるんですね。主人と二人・・絶対見たいわけではないのですが、いつも何とな~く気になるので、ついに見に行ってしまったことがあります(笑) 行ってみれば、こんな感じの井戸がありました。私は森の中に神秘的なインド風の井戸でもあるのかと勝手に想像していただけに、あまりにこぎれいな感じで実はチョット拍子抜けしたんですが・・意外にも歴史は古く、1863年に作られた井戸だそうです。パンフレットをいただいてきたので、ちゃんと読めば詳しい歴史もご説明できるのですが・・スミマセン、気力が・・。簡単には、インドで井戸を掘る技術を学んで帰ってきたこの地の貴族さんが、清潔で誰でも気軽に汲める水を・・と、この地に井戸を作ったという良い話みたいです。あ、深さは368フィート。なんと、トラファルガー広場のネルソン提督の像×2倍の深さだそうですヨ。 ←去年のクリスマスのトラファルガー広場。そんなに深くまで掘らないと、お水出てこなかったのかな・・。大変だっただろうな。