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カテゴリ:これは気になる
もう何年も気になっている事がある。 「自爆テロ」のことを、イタリアで Kamikaze と呼ぶことだ。 若者がふざけてこう呼んでいるのではない。 一般の新聞、テレビなどの報道で、ジャーナリストと呼ばれる 人達がこの言葉を使うのだ。 何年か前にこれを初めて聞いた時は、何かのジョークかと思った。 自爆テロ = カミカゼ 新聞を読んでいると、時々 Kamikaze についての説明がある。 「第2次世界大戦中の、日本の神風特攻隊が・・・」 と、もちろん説明は正しい。 しかし、何故パレスチナやイラクでの自爆テロに カミカゼなんていう名前をつけたんだろう。 日本にも、英語と日本語をごちゃ混ぜにした言葉とか もともとは英単語なのに、日本ではちょっと意味を変えて 日本風に使っている言葉がある。 昔アメリカにいた時、日本でよく言う、 「私は文法がネックで。」 と不得意な事、弱点などを説明するつもりで言った、 ネックという言葉を大笑いされたことがある。 ネック = Neckって首という意味で、 「私は文法が首で。」っていう風に言ったわけだ。 笑われてあたりまえだ。 私の失敗談はここまでにして、 このカミカゼという言葉、どうにかして欲しい。 そのうち不勉強なイタリア人が、 神風特攻隊と自爆テロを 同じことだと思い始めそうで心配だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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