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浦島にきーたin Italy

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ねこ級@ 2014年 あけまして おめでおとうございます かなり前にイタリアの綺麗な景色をこの ブ…
カーサン4452@ 。゚+.謹賀新年゚+.゚(○゚∀゚)(○。_。)ペコッ お元気ですか~? 今年もよろしくお願いい…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 逃亡者38号さん♪ おにーさま、病の床か…
逃亡者38号@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 少々 情報を。 フィリピン人は その知…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) satomama8799さん♪ おっしゃるとおりです…
satomama8799@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) 後進国ゆえの、無知・無教養・思想・思考…
lovetoknit@ Re[1]:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) カーサン4452さん♪ なんだかね、次元を超…
カーサン4452@ Re:あわれだよ、ここまで無知だと・・・・(05/28) もう、こうやって外国人をサポートしよう…
lovetoknit@ Re[1]:真夜中の嵐(05/12) satomama8799さん♪ 登山は楽しかったです…

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Oct 14, 2010
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:イタリアの同僚


先週はスーパーマーケットでピーナツの殻をむいて

味見してしまう、そして便秘に悩むマルゲリータおばさんの話をご披露した。



今日はわが社にいる、もう一人のマルゲリータおばさんの

話をちょっとだけしてみようと思う。




このもう一人のマルゲリータおばさんを、マルゲと呼ぶ事にしよう。


マルゲも50歳くらいである。



このおばさんは意地汚い。



職場で冠婚例祭があると、一人3ユーロずつ出して

そのお金をまとめてプレゼントを買ったり、そのまま集まったお金を

祝いとして当人にあげる事になっている。



とはいっても、お金を出すのはあくまで個人の自由である。

大抵当人と仲のいい同僚とか、同じ部の者が回覧板みたいなのを出し、

3ユーロをxx月xx日までにxxxに持ってくるようにと

書いてあり、参加する人はその回覧板に署名することになっている。





マルゲは今まで一度もお金を出した事がない。




回覧板に署名はする。

でも実際にお金を持ってくるかといえば、今まで持ってきたことがない。




それなら回覧板に署名しなきゃいいのに・・・・



集金する人は実際にお金を持ってきた人と回覧板の署名を

チェックすることになっている。





ここで、 「ええええーーーーーっっ!!

たったの3ユーロ???!!

きゃ~~~しょぼい~~~!!」


という突っ込みはご遠慮いただきたい。




私だってこんなしょぼいカンパについて疑問があるが、

「何年もこういう風にしてきたんだから。。。」


って言われれば、

「はい、はい、失礼しましたねっ。」

としか答えられないじゃないか。




家族に不幸があった場合は別として、

結婚、定年退職ともなれば、その当人は祝いがあるのを知っていて

ケーキとかクッキーなどの盛り合わせを持ってくる。



それは大抵休憩所のテーブルの上に置かれて、

休憩に来る社員が、

「ああ、これはxxさんが持ってきてくれたのね。」

って話題にしながら、1つ、2つつまむ。




中には当人と折り合いが悪くて、3ユーロさえも出したくないっていう人もいる。



そういう人は 普通は お菓子に手をつけない。


これは常識というものだろう。




さて、マルゲであるが、今まで1度もお金を出した事がないのに

お菓子は必ず食べる。



でもみんなが休憩している時は知らんふりしている。



そして休憩所にあまり人がいないのを見計らって、

トイレに行く振りをして、お菓子を ゴッソリ 掴み取る。


そしてそのままトイレに行き、個室に隠れて食べるのである。



そしてトイレからでてきて、また休憩所に立ち寄り、

そこでまたお菓子をさらっていく。



上り、下りのテクニックである。




こういうのを10分おきに3回くらい繰り返し

その後休憩に来たかわいそうな人達は

「えっ? お菓子なんて見なかったわ。 空の包みがあっただけ。」


という事になるのである。





私がこの会社に来て10年経つ。


マルゲはその当時から既に働いていたのだが、

この10年間、なんどこうやってお菓子をさらって行った事だろう。



そしてまともに3ユーロのお祝いを出しているのに、

お菓子をつまむ事が出来なかった人達・・・・・


みんなこのマルゲの行動は百も承知なのだが

どうしてもマルゲにガツっと言ってやることが出来る人がいない。




マルゲはどうしょうもない人。

できれば関わりたくない人。

取り返しのつかない人。



いや、こんな言葉で表現するのは甘っちょろいな。



とても1日の日記で書ききることのできない、

かなり特異な人だと、ここでは書いておこう。





このマルゲのお話、ぼちぼちと連載にしていくつもりだ。


覚悟していてくれたまえ。どくろ











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Last updated  Oct 31, 2010 04:04:59 AM
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