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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3065)
カテゴリ:東京ミッドタウン
あまりにも凄いものを食べた瞬間や食べ終わった後に
「これはとんでもない物を食べた…」 と、ぼう然としてしまう事があります。 今回はまさにそんな一夜でした。 昨年11月に2008年の食べ納めをした、 東京ミッドタウンにあるフレンチレストランcuisine francaise JJ。 2009年の食べ初めに行ってきたのです。 毎年そうなのですが、この時期はトリュフシーズンの最盛期! そういえば昨年もこの時期に牛フィレ肉ののロッシーニ風を食べましたね。【その時の記事】 その後にも確か、トリュフを堪能したはずです。【1】【2】【3】 そして当然今年も、トリュフを堪能してきたわけです。 折りしも世界的な大不況。 ちょうど一年前は、異常なまでの円安ユーロ高だったのが 一年経って立場は逆転。 輸出産業は大変かもしれませんが、トリュフを食べようという日本人にとっては (;゚∀゚)=3となるような状況です。 実際、今年のトリュフメニューは、昨年に比べると大分お安くなっていました ![]() そんな中でも、随分前から狙っていたメニューがあったので、それを注文。 それが今回のタイトルにもなっています トリュフとフォアグラのパイ包み焼きなわけです。 まぁ名前だけでも豪華な料理です。 世界三台珍味のうち2つも入っているわけですから。 しかも、通常のメニューではトリュフは半個分を使っているそうですが 今回は、丸々一個トリュフを使って作ってもらいました!!!勿論お値段も倍Σ(゚д゚lll) まぁ、一年最初の景気付けです。これくらいしたってバチは当たりません。 ![]() アミューズを食べ、シャンパーニュを飲みながら パイが焼きあがるをひたすらに待ちます…。 そして、ついに登場しました! ![]() 最初目の前に供された時は、お皿の上にこのパイ包みが乗っているだけです。 それを目の前でパイの上を小さく切り、 「これでもか!」 と言うくらい、トリュフを入れたソースを中に注ぎ込んで 周りにもソースを敷いたのが、この写真の状態です。 この時点で、むせ返るようなトリュフの香りがしています… ナイフを入れると、すぐに異物感が! パイを切り開くと、猛烈な香りとともに、漆黒の球体が登場 ![]() デカイ! ![]() 「一個使ったパイ包み」とお願いしたものの まさかこんな大きなのを使うとは思っていませんでした。 トリュフにナイフを入れますが、スッっとナイフが通る柔らかさ。 ![]() とはいえ、フニャフニャしたところは無く しっかりとした硬さはあります。 今まで食べた事が無いような、大きなトリュフの塊を ソース、パイ、フォアグラとともに口の中へ… これまでも、トリュフの香りに全身が包まれるという体験はありました。 しかし、口の中がトリュフそのもので一杯になるなんて経験は、今回が初めてです! 美味しいとか、旨いとか、そういうのを超越して「凄い」ただそれだけです。 「ほのかに香る」ではなくて、思いっきり殴られるようなトリュフの香りに襲われます。 この料理では、フォアグラでさえ脇役、端役の扱いになるほどの、トリュフの強さ。 しかも、大きなトリュフが丸々一個な訳ですから 食べても食べてもまだトリュフがあるという、とんでもなく贅沢な状態 ![]() ![]() スライスとか、みじん切りじゃなくて、 こんな塊で食べても、まだまだトリュフがあるわけです。 とにかくこの上なく贅沢な食事でした…。 と、ここで終わりではありません。実はこのメニュー前菜なのです! 勿論、この後メインが続きますが、 今回はこんな力強い料理に対抗できるのは、そうは無いだろうと あえて、フランスの伝統的な川カマスのクネルを注文しました。 それについては、また次回じっくり書かせていただきます! 【その2】 【cuisine francaise HP】 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.28 11:02:57
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