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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3066)
カテゴリ:フレンチ
さて、いよいよメインディッシュ。
事前のリクエストが叶いまして、青首鴨がメインのお料理です。 自分の経験の中で思い返しますと、去年の2月頃に 平井にありますコバヤシで、青首鴨を食べたのと【その時の記事】 昨年の10月頃に麻布十番のエルブランシュで青首鴨を使った 極上コースを堪能した記憶があります。【その時の記事】 しかし、ジョエル・ブリュアンさんの手による青首鴨は表参道ジョエル時代も、 そして東京ミッドタウンのcuisine francaise JJになってからでも、お初の経験です。 湯気をたてて目の前に置かれたお皿がこちら。 ![]() この胸肉にたっぷりとかかったこのソース! まるで泥のようなこのソースには、鴨の血も内臓も、骨も… つまり肉以外の全て(勿論羽は無いですが)が詰まっているのです。 そしてこれで終わりではありません…このお皿の隣には ![]() 残りのお肉の部分と、レバーペースト、砂肝と心臓をくしに刺して焼いたものが盛られたお皿。 驚くべきボリュームですが、鴨を一羽いただくというのはこういう事なのです。 なのでテーブルの上はかなり壮観な光景。 ![]() 濃厚に仕上げることが多いジビエですが それでも最近は、かなり軽く、ただ焼いただけ…という感じに仕上げて 血や内臓は出さないというお店だってあります。 しかし、年に一度のジビエは野生の肉を喰らうイベントなのですから 個人的には血も内臓も骨も全て使って、丸々一羽全てをお腹に納めるのが好みです。 そういえば先日読んだ雑誌に、本家フランスのスターシェフたちが どんなジビエを出しているのかの特集が載っていたのですが ミシュランの三ツ星を獲得するほどの、モダンフレンチの旗手たちでさえ 「ジビエは内臓や血を使ってしっかり仕上げたい」 と話していたのが印象的でした。 ソースのクラクラするほどの濃密さ、レバーペーストの驚くような美味しさ 今回は2発出てきた、大当たりの散弾銃の弾など、夢中でジビエを堪能しました。 この後はデザートへと続きます。 【その1】 【その2】 【その4】 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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