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テーマ:今夜のばんごはん(50024)
カテゴリ:日本料理
今回の山の上ホテルへの宿泊。
単にリフレッシュを目的としただけではありませんでした。 もう一つテーマがありまして、それが「池波正太郎」であります。 昨年くらいだったか放送の「王様のブランチ」で 渋谷にある、食にまつわる本ばかりを集めたお店の特集が組まれていまして そのお店の方が ![]() その時はなんとも思わなかったのですが、しばらく後にたまたま書店でこの本を見つけ 購入してからというもの、何がどうしたのか、池波正太郎の食にまつわる本を 片っ端から購入しては読む…なんてことになってしまいました。 というわけで、今回はその本に出てきたお店を巡る…という テーマも存分にあるわけです。 そんなわけで、宿泊初日の夕食に選んだのは 著書の中にも何度と無く登場する末広町の「花ぶさ」へ。 ホテルからテクテクトコトコと秋葉原経由で歩いていきましたが 本当に秋葉原にはメイドさんが居る事にビックリしてしまいました!! お店に入り、カウンター席へと案内されます。 勿論ここは「千代田膳」と思ったのですが 朝から食事をしていないのと、結構な距離を歩いたのも相まって 千代田膳にもう一品ついてくる「雅膳」を注文しました。 先付けはこの2皿、お魚はアマゴです。 ![]() この後にお造り。 ![]() そして鱧の椀。 ![]() お造りのワサビに「?」となるのは、最近桂川鮓で いいワサビを食べ過ぎているからでしょうね。 あと鱧の椀も、赤寶亭と比べると…ですが、 お値段が違うのですから文句は言えません。 しかし、ここから巻き返してきます。噂のお膳が登場! ![]() これはパーフェクトな美味しさ! 茄子田楽も、プリンプリンな海老しんじょも実に美味しくて 勿論日本酒がグイグイすすんでいきます。 通常の千代田膳ですと、この後お食事…となりますが 雅膳だとさらに一皿が追加されています。 それがこちら ![]() カサゴの煮付けです。 とにかく、驚くほどのボリューム。 味付けも江戸料理といいますか、しっかりとした醤油味で煮込まれていて 北国出身の自分にとっては、実にうれしい限り。 この後は、生姜の炊き込みご飯と ![]() 名物の白玉ぜんざいが出てお食事は終了です。 ![]() かなりのボリュームでしたので、普通のお腹ならば 千代田膳で、それこそ「もうこれ以上はいらない…」という状況でしょうね。 このお店にJRを利用する場合、秋葉原駅から行くのか?御徒町駅から行くのか?で それぞれ違った印象を抱くことは間違いありません。 個人的には、秋葉原から行った方が 「こんな場所に、こんなお店が!」という意外性を感じられてオススメです。 【花ぶさ ぐるなび】 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.03 21:42:27
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