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テーマ:今夜のばんごはん(50190)
カテゴリ:フレンチ
振り返りますと、結構久々のcuisine francaise JJネタです。
前に訪れたのが、3月の雪が降った日。 本当ならばその後、3月末の桜の頃に家族そろって食事会を開催する予定でしたが 諸事情によりお流れに…。 いつもならば、夜もとっぷりふけてから訪れるのですが この日は仕事が終わった直後でしたので、まだ明るいうちにお店に入りました。 アミューズの3種盛りをつまみつつ、シャンパーニュといういつものスタート。 前菜には、実に懐かしいメニューがありました。 それは表参道時代にメニューにあった、赤ワインでポシェしたフォアグラ。 思い出話になりますが、初めて表参道のジョエルに行った日。 その時に食べたのが、このフォアグラでした。 テリーヌの型で整形したのではなく、そのままのフォアグラの形。 周りが赤く染まっていたそのフォアグラを一口食べた時の衝撃たるや 以来10年、ジョエルっ子なのですから、お分かりかと思います。 当時のままの形で出してもくれるようですが、 今回はJJ風のアレンジを加えたものが登場。 この味、この香り…。 見た目は変われど、味は昔を思い起こさせます。 かなたに見えるパン3種は、それぞれ味わいが違っていて それにのせて食べると、香りや味の変化が実に豊かに楽しめます。 メインはさてどうしましょうかと正直悩みました。 今の季節だと、さほど心躍るようなものが食材に無いのですよね…。 しかしそこは、自分のお腹の容量を知っていてくれていますから 本来は2人前のシャラン鴨のローストを 「1人でも食べきれると思いますよ!」 とススメてくれました。 で、出てきたのがこちら。 シャラン鴨といえば、エルブランシュの十八番で、塩釜なんてのも食べました。 ジョエルさんの手にかかったシャラン鴨は、やはりソースが猛烈。 こんなに濃厚なソース、今時めったに出会えるものじゃありません。 それでも、最後はお皿が真っ白になるくらいまで、ソースをぬぐいたくなるのですから いやはや脱帽です。 すっかり満腹ですが、甘いものは別腹の言葉通り しっかりとデセールを。 そしてさらにプティフールもたべて、この日のお食事は終了です。 このプティフールですが、野菜をつかったものが多種用意されていました。 今のパティシエさんが、野菜をつかったものをよく作るらしいのですが これも実に美味しく、でもしっかり野菜の味があって実に美味しいものでした。 本日も満足満足なディナーでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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