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カテゴリ:欧州
ウクライナ大統領選。
ようやく正式な決着がついた、と書いたら、それは誤りだ、との御指摘を頂くであろう。そのことは、承知の上で書いている。 昨年末の、やり直し選挙で敗北した、ヤヌコヴィッチ候補による異議申立が、ウクライナ最高裁で棄却された件である。 決着がついた、というのは、手続き上はユシチェンコ氏の大統領就任の準備が出来た、というほどの意味である。 だから、正しくは、スタートをする準備が出来た、と書くべきであったかも知れない。 ひとつの国でありながら完全に二分された状態のウクライナが、真の意味の統一を進めて、前進へと転換するのは、並大抵の努力で達成できることとは思えない。思えないのだが、別のコンテクストで書いたとおり、欧州というところは、いったん合意に達してしまえば、異常な、とも思えるほどの執念で、事業を成し遂げてしまう。 その駆動力には、驚嘆させられる。 それから、薬物を使ってまで、政治家を攻撃する、ということ。 どこが、あるいは、誰がやったことか、は、今後の捜査でわかるかも知れない(し、結局、わからない、という結論になるかも知れない。それは、まあ、かのJFK暗殺の際の、ウォーレン委員会による、欺瞞に満ちた報告書に代表される如く、どんな結論だって、引き出すことは可能だろう)。 日本での判決が出た際に、その愚かさについて書いたが、紀元前から、ヨーロッパ中世や日本の戦国時代では定法であった、「毒を盛る」という古典的手法が、一国の大統領選で使われるとは。。。 「東」という世界に残る、この“保守性”にも、驚かされる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月10日 21時42分32秒
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