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カテゴリ:クラシック音楽
フンパーディンクのオペラ、“Koenigskinder”[『王の子供たち』]。
昨年末に手に入れたアンソロジー集“Fairy-Tale Music”で、初めて序曲などを聴いた作品。 その後、すこし調べてみて知ったのだが、万人向けと言える『ヘンゼルとグレーテル』とはそうとうに違った感じの作品らしい(たとえば、『王の子供たち』では、主人公の二人は、劇の最後には死んでしまうのだ)。 余談だが、バイエルン国立歌劇場では、今シーズン、このオペラが上演されているらしく、ネット上には、総支配人である、かのSir Peter Jonasが書いている解説記事が見つかった。“かの”、とは、Sir Jonasは、ポップさんの二人目の御主人だったかただから、というほどの意味。ポップさんと結婚されていた頃は、まだSirではなくて、シカゴ響の芸術監督だったかと思う(やや記憶が不正確だが)。 さて、『王の子供たち』。 音源としては、モノーラルも含めると、現在、入手可能な全曲盤が、三種類見つかったので、ステレオ版二つのうち、評判のよいほうを購入してみた。 ハインツ・ワルベルク指揮/ミュンヘン放送管/バイエルン放送合唱団/テルツ少年合唱団による、1976年盤。 王女役の、ヘレン・ドーナトが、素晴らしい。 Spielmann(英訳だと、Fiddlerとなっているが、ストーリーから判断すると、「吟遊詩人」というのが最もちかいだろうか)役のヘルマン・プライ。なにも申しません。ただ、聴き惚れる。 王子の、アドルフ・ダラポッツァも、美声(このかたの声は、ポップさんの、バーンスタイン盤『フィデリオ』で聴いているはずなのだが、印象に残っていない。情けない)。 ああ、しかし、この二枚組の全曲盤,一枚目を聴き終えたところで、力尽きてしまった。合計153分を一気に聴きとおすというのは、なかなか、しんどい作業だ。いつか再挑戦、としよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月23日 17時51分10秒
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