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今週末は、永遠の恋人との再会である。

つまり、プラハ訪問である。



前回、訪れたのは、つい先日のことだと感じているのだが、調べてみると、なんと、二年も前ではないか。


うむ、この二年間、自分は、何をしていたのだろうか。


まったく、記憶にない。


持病の、「突発性アルツハイマー」が、慢性化してしまっているようだ。


「毎日が新鮮」と表現することも可能なのだが、このことを、単純に喜んでいいのだろうか。

悩ましい。


おお、しかし、プラハに関わる固有名詞（や、それらの位置）は、今も、変わることなく、私の頭の中に存在している。

今回も、また、地図を持たずに、市街を歩くことが出来るだろう。


この事実だけは、少なくとも、喜んでいいような気がする。