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カテゴリ:Lucia Popp
“Lucia Popp. Queen of Night, Maiden of Light.”の写真を『ダフネ』のジャケット写真だ、と書いた。
このボックスセットのことを知った8月の初めから、そう思い込んでいたのだが、さきほど、nshさんの記述を読んで、あわてて写真を比べてみた。 すると、微妙に(というよりも、明らかに)違うではないか。撮影は、両者とも、Christina Burton となっているので、『ダフネ』のために撮られた写真であることは確かだろう。 気になったので、EMIからリリースされている、ポップさんの、ほかのCDのブックレットも見てみた。 “THE VERY BEST OF LUCIA POPP”では、『ダフネ』の衣装での、上記二種とは別の写真や、“Wiener Operettenarien”(と『追想記』)の写真とは別のカットの一枚があった。それにしても、“THE VERY BEST”のブックレット。なんだって、カラーにせずに、こんなにくすんだ写真にしたのだろう。 以下は、さらに、今日気付いた、“同じだと思っていたが、よく見ると違っていた”もの。 (A) サヴァリッシュのピアノ伴奏によるリヒャルト・シュトラウスの歌曲集。 (B) ゲオルク・フィッシャーさんとの『ヘンデル・モーツァルト アリア集』。 (C) “Great Moments”。 (D) 2006年再販のスラトキンの『モーツァルト アリア集』の4点。 これらのジャケット写真は、同じときに撮られたものだろう。同じイヤリングをつけており、3種類のショールを使っての撮影と見られる。(C)は、(D)の写真を白黒にしたもの。 これら4点のCDに関する情報と、写真の版権に関する記述([ ]内)、以下の通り。 (A) EMI Records Ltd. (1985) CDC 7 49318 2. [Christina Burton.] (B) EMI Records Ltd. (1988) CDM 7 69546 2. [Christina Burton/EMI.] (C) EMI Classics (1995) 7243 5 65770 2 2. [EMI-Archiv.] (D) EMI Classics (2006) TOCE-13257. [写真の版権に関する記載なし] 以上からは、写真の版権はEMIが保有しており、今でも同社が持っていると考えるのが妥当か。 そのほかの、EMIから発売のCDにも、画像の鮮明さは低いけれど、使ってほしい写真がある。クレンペラーの『魔笛』や、“Der Graf von Luxemburg”、ベルティーニ/ケルンのマーラーの4番など。 これだけ多くのソースの写真があるというのに、EMIは、それらの宝を、きちんと使いこなしていないなあ。 もったいない話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月23日 17時21分14秒
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