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toms2121@ Re:ご苦労様でした(12/30) bouz3907さん  こちらこそ、来年もよ…
toms2121@ Re:一年間ありがとうございました。(12/30) greenglass1956さん    いつも読んで…
bouz3907@ ご苦労様でした 師匠のおかげで夫婦で楽しみながら投資を…
greenglass1956@ 一年間ありがとうございました。 いつも石川さんのプログを楽しみに拝見さ…
toms2121@ Re:今年も1年ありがとうございました(12/29) ハヤザキさん  こちらこそ、ありがと…

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2018.08.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類

​​ 今週から三菱ケミカルホールディングスの株にけっこう資金を振り向けています。

2019年3月期の第1四半期の決算短信 


http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/ir/pdf/00715/00797.pdf


決算説明資料

http://www.mitsubishichem-hd.co.jp/ir/pdf/00715/00798.pdf

 第1四半期の実績の当期利益や親会社の所有者に帰属する純利益をみると、年初の上期の予想数字に対する進捗率は非常に高いからです。

 上期の当期利益に対する進捗率は62.2%
 上期の会社の所有者に帰属する純利益に対する進捗率は63.9%

 一株利益で示すと上期の予想一株利益は63.22円ですが、第1四半期ですでに40.68円の実績です。

 ちなみに通期一株利益予想は127.83円です。

 この数字で計算したPERでも昨日(8月29日)の終値1018.5円で計算すると7.97倍と10倍未満です。

 もし増益修正が行われると、割安度は更に高まります。

 配当も年間34円(9月17円、3月17円)です。

 配当利回りは3.3%にです。しかしここ数日で年間配当額以上の上昇をしており、PER1倍程度まで買われたら株価は250円上げても不思議では無いということです。

 最近は傘下に医薬メーカーを持っている企業は富士フイルムホールディングスの100株だけとなっていたので、その点でも三菱ケミカルは9月以降に一部は利喰いして昭和電工にもどしても、半分くらいはホールドを続けてみたいと考えています。

 三菱ケミカルにまた投資をスタートしたのは昭和電工の黒鉛電極の原料である石炭系のニードルコークスの生産者であることから、いろいろ調べて魅力を感じたからです。

 傘下の大陽日酸も魅力があります。

 太陽に産は産業ガスでの国内トップ企業です。

 東南アジアでの地位を確立しつつあります。産業ガスは歴史的に仏エア・リキードや独リンデといった“海外メジャー”が優勢とされる地で、現地同業の買収や用途開発・提案を重ねることで着実に事業を拡大しています。

 ミャンマーではメジャーに先駆けて現地での供給・販売体制を築き、知名度を上げました。鉄鋼や化学、医療といった産業の成長が見込める中、さらなる需要を取り込み海外メジャーに迫ります。

 視線の先にあるのは、メジャーを抜いて立つ域内首位の座。狙いを定めるのは成熟した感が強いシンガポール市場ではなく、マレーシアやタイ、ベトナム、ミャンマーといった新興国市場だ。

 東南アジア全体の産業ガス市場は「年率10%で伸び、10年後には5000億円になる」と大陽日酸では見ています。

 この25%となると、売上高で1200億―1300億円を取る計画です。このためには、従来事業の延長だけでは伸びに限界もあるので積極的にM&Aに出ています。

 大陽日酸が強化してきた地域はアジア・米国市場にです。この2つの地域に集中して事業を強化してきました。

 米国の保護主義でこの作戦は、ますます大陽日酸に有利になりました。

  日本では製造業各社の海外移転が進んだ結果、産業ガス市場が成熟しました。そこで大陽日酸は新たな収益の柱を育てようとアジアや米国での合弁設立やM&A(合併・買収)を推し進め、確実に成長に結びつけてきました。

  主な対象は空気分離装置(ASU)のような生産設備を構える同業と、これらメーカーや化学工場から各種ガスを仕入れてボンベに充填・供給する地域の販売会社をM&Aしてきました。

  その成果は大きいです。2018年3月期の業績予想では、国内ガス事業の売上高3410億円に対し米国とアジア・オセアニアを足した海外ガス事業は2670億円とほぼ互角まで伸ばしてきました。

 特に2019年3月期は仏エア・リキードから米国の一部事業を買収した上乗せ効果も寄与します。

 大陽日酸の市原裕史郎社長は「北米ではメジャーと遜色ない生産能力と市場シェアを手に入れた」と胸を張っているそうです。

  しかし、まだ世界規模ではメジャーの背中は遠いです。メジャー同士で相次ぐ経営統合もその原因です。

 2016年に首位のエア・リキードが当時6位の米エアガスを買収。18年内には2位の独リンデと3位の米プラクスエアも統合手続きを終える見通しで、世界シェアはこの2大グループだけで60%を超えてきます。

 現時点で世界シェア約6%の大陽日酸は厳しい面もありますが、メリットもあります。
メジャーの巨大化は大陽日酸にとって事業拡大の好機でもあります。

 例えばリンデとプラクスエアの場合、シェアが高まる国や地域では事業売却を求められる公算が大きいからです。

 日本では水素社会の実現に向けて期待される上位2社の1社です。

 大陽日酸の最近の動向です。

A:M&A

 直近の海外展開の動きでは、積極投資による成長拡大の戦略としてM&Aを活発に行っています。

 2016年9月に仏エア・リキード社の米国産業ガスの事業の一部、および関連資産を買収、オーストラリアでは、2015年7月に産業ガスディストリビューター、2016年12月には産業ガスメーカーを買収、ミャンマーでは2016年11月に新規事業会社を設立するなど、地産地消のガス産業においてより一層の海外展開を進めています。

B:
水素ステーションを開発

 1993年の国家プロジェクトへの参画から、水素ステーション開発に取り組み、2013年には低コスト・コンパクト化を実現したパッケージ型水素ステーション「Hydro Shuttle(ハイドロ シャトル)」を開発しました。

 従来の定置式と比べて必要設置面積や設置費用において優位性があり、特に都心部における水素供給拠点として期待されています。車に搭載することで、移動式としても利用できる「Hydro Shuttle」の拡販を通じて、水素社会の実現に貢献しています。

C:
オープンイノベーション

自 社だけの技術ではなく、最近は社外からも技術を取り入れています。医療の分野では、癌診断薬(PET診断)の原料の一つであるWater-18Oを製造を行っており、また、再生医療に向けても新しい保存容器の開発などを行っています。医療以外の分野でも、3Dプリンターの開発にも力を入れています。

 






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Last updated  2018.08.30 06:08:09



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