ボララス・ミクロス ボララスの仲間vol.04
通称:ボララス・ミクロス(ミクロス・レッド)学名:Boraras micros Kottelat&Vidthayanon,1993体長:1cm分布:タイのメコン河流域飼育:★★(普通)繁殖:???(未経験のため不明) カメラマン泣かせのボララスシリーズも今日で4回目です。今日はボララス・ミクロスを紹介します。種小名から想像できるように、ただでさえ小粒ぞろいのボララス属の中でも最小の種類です。どれくらい小さいかは、画像に写りこんでいる底砂の大きさと比較していただければお判りかと(笑)。見た目は昨日紹介したマキュラータに非常によく似ていますが、ボディのブラックスポットが小さい事が判別の決め手となります。また、体色もマキュラータのように赤褐色に染まると言う事はありません。 ・・・とこのままだったら良かったんですが、最近になってかなり困る事態が生じています。我が国に輸入され始めた当初のミクロスは、ボディもうっすらとオレンジ程度だったのですが、ある時からミクロス・レッドと称して赤みの強い個体が輸入されてくるようになりました。調子が良い時のミクロスレッドは、普通の調子の時のマキュラータにかなり近い体色をしています。さらに、この問題を複雑にしているのが、マキュラータのブラックスポット自体も産地により大小がある点です。スポットの小さなマキュラータと絶好調時のミクロス・レッドをパット見で判別できる人はあまりいないんじゃないでしょうか。当然私には出来ません(笑) しかし、サイズこそボララス最小で繊細そうに見えますが、飼育は容易です。むしろタイのメコン河水系の魚だけあってそれほど弱酸性の軟水にこだわらないような気がします。実際、我家でも塩素中和した水道水でもブラックウォーターで飼育した時とほとんど遜色のない体色を披露してくれています。 ちなみに、そんなこと言われても昨日のマキュラータと違いが判らん!と言う方のために2種類を並べて撮影してみました。ただでさえ撮影困難なボララスを2種類が並んだ時に撮ろうというのですから、この際ピントが甘いとか構図がなってないなどと言う世迷言はいいっこな~しよ!井戸の周りでお茶碗書いたの誰??(笑)・・・てなわけで、本日もブログランキングに挑戦します(苦笑)。こうして毎日皆さんにお願いするのが段々・・・と言うかかなり苦痛になってきましたが1ヶ月間は頑張ります!合言葉はぁ~?熱帯魚のブログが犬猫のブログ蹴散らしたっていいじゃん