テーマ:熱帯魚&水草の話(1118)
カテゴリ:熱帯魚
半年ほど前の某日、さかなおやじの携帯に懇意にしてる生体の輸入元から「さかなおやじさん、ミャンマー便でブルーグリッターダニオってのが入荷しましたよ!」と言う情報が入りました。 「えっ、綺麗なの??」 「うーん、ノーコメントです」 「なんだよ、もったいぶらないで教えてくれよぉ~」 「いや、まだ今日入荷したばっかりだから判らないんですよ。今見た限りではただのグレーの魚にしか見えません」 「コイ科は飼い込んでこそ真価が発揮されるからな!よし、買いだ!!」 という事でゲットしました。もっとも、さかなおやじの自分の中での取り決めで、アクアリスト(趣味人)である以上、趣味のものを問屋さんから直接購入しては如何なものか?と言うものがありまして(笑)、その輸入元と取引のある知り合いのショップに仕入れてもらって(当然売約で)入手したと言うわけです。傍から見ると「そんな事こだわって変だぞ」と言われますが、性格なんでしかたありません。こう見えても結構律儀なんですっ!!(笑) さて、我が家に来たブルーグリッターですが、確かにグレー一色で地味な魚です。と言うか、はっきり言って薄汚い気さえします(苦笑)。でも、コイ科の他の魚に見られるように、ある日信じられないほど鮮やかな婚姻色出したオスになる事を信じて半年間大事に飼育してきました。 ・・・でも、今日紹介した画像は、先日撮影したものですがカラーリングは我が家に来た日とほとんど変化ありません(涙)。クソ~、どこがブルーグリッターなんだよぉう。これじゃまるでサギじゃん。だからミャンマーなんて大嫌いなんだよっ!大体、ミャンマーの軍事政権はスーチー女史軟禁しながら、こんなもので外貨稼ぎやがって・・・。しかも、オレってその手助けしてるのと同じじゃないかぁ~~。なんだか、話が壮大な国家批判に発展してしまいましたが、ブルーグリッターダニオは、まぁそんな魚です(苦笑)。 飼育自体は、ダニオ属全般同様めちゃくちゃ簡単です。「ゾウが踏んでも壊れないアーム筆入れ」くらい丈夫ですから・・・って今の若い人は知らないか(笑)。でも、でも、どんなに手を掛けてやってもこの魚はこれ以上の色にはなりそうもありません。観賞魚飼育歴30年をはるかに超えたさかなおやじのアクアリスト人生の中でも、ここまで不義理な奴は初めてです(笑)。どんな魚でも、飼育者が手を掛けてやればその分輝いてくれるもんなのですが・・・。いままで紹介した魚でも確かに地味な魚沢山いましたけど、一度たりとも「こんな魚ゲットする価値ない!」と書いた事はありませんでしたが、今度ばかりは堪忍袋の導火線に火が付いちゃいました(笑)。 ブルーグリッターダニオをこの先ショップで見かけても絶対ゲットしないでしょう!と言うより、オマケでくれるって言っても断固断ります。でも、ダニオ属の飼育繁殖完全制覇目指すなら避けては通れないんだよなぁ~。仕方ないから、こいつらも一回だけブリーディングしてみるかぁ~?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[熱帯魚] カテゴリの最新記事
|
|